縁の下の力持ち

今日は杭工事の現場報告です。写真は杭の先端部分です。支持層に到達させる為にさらに倍の長さの鋼管が溶接されます。羽根状の先端部が回転しながら、地表を荒らすことなく、直径40cmの穴を垂直に支持層まで掘っていきます。杭が打ち込まれた部分は土が埋め戻され、おへそのような窪みが出来ている程度で、その下にそんなに長い鉄の棒が突き刺さっているとは一見するだけでは想像できません。「縁の下の力持ち」という言葉は「土台」からきたそうですが、現代では杭がそれにあたるのかもしれません。(青島)