月: 2006年9月

真間川の家

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結設計のホームページを更新しました。

設計事例に「真間川の家」を追加しました。

↓紹介文です。

「市川市真間川沿いに建つこの住宅では、川と平行に南北に細長い敷地の特性を生かす事、「緑に囲まれた生活」を強く希望されている事を念頭に計画を始めました。建物のボリュームを南北に分けコの字で囲むように中庭を設け、そこに緑を植えることで個室を除けば室内のどこからでも中庭の緑を眺めるように計画をしました。 2階の居間と食堂は中庭によってスペースを隔てられますが、それによって居間から食堂を見ると中庭の緑が家の中に取り込まれたように見えます。川側に開いた中庭の遠景には川沿いの桜並木が眺められ春先には満開の桜を望むことができます。」

是非ご覧下さい。


御神輿

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最近、近所でお祭りがあり御神輿を見掛ける機会がありました。御神輿は私も担いだことがあるのですが、中程度の大きさのもので1トンくらいもあって、担ぐのは重いというよりは痛いという感じです。

よく見てみると木造建築にちゃんと倣って垂木や組物が見られ、迫力ある姿をしているのですが、四面すべてに鳥居がついているのはいかにも装飾的で滑稽に見えてしまいました。(大庭)


事務所 にて

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仕事をしているほとんどの時間はパソコンのモニターと向き合っています。ほぼ毎日朝食はとらず、昼は近くの弁当屋で買い、夜はお菓子やパンを食べる、そして家に帰ってはビールかワインといった具合です。そんな生活の中でもこの間の健康診断では1つを除いて全てA判定で、唯一のB判定はコレステロール値が低すぎるといった内容でした。それで一体何が良くないのかわかりませんが、軽い栄養失調といったところでしょうか?それなりに健康に気を使っている私の机の周りには、仕事の道具や書類の他にいくつかのアイテムがあります。1つ目は写真左下のマルチビタミン。これはとりあえずいろいろなビタミンを取っておいた方が良いのではということで1日一粒。2つ目は写真右下のガム。眠気覚ましにはやっぱりガムですが、ここでも一応ビタミンC入りです。3つ目は写真中上のミネラルウォーター。近くのシモジマで2Lなんと92円です。事務所でコーヒーや紅茶ばかり飲んでいると胃がやられるので水を飲むことにしました。江角マキコさんは毎日2L飲んでいるそうですが、さすがにそんなには飲めません。ただ、席を立つ回数は増えて体の中の水分がリニューアルされてる気がします。4つ目は写真中下の足裏マッサージです。エコノミー症候群で倒れないように買いました。ゴロゴロやっているとかなり気持ちがいいです。その他の効用としては足裏の血行を良くすると足が細くなるらしいです。テレビでやっていました。右の写真は以前、かけて遠くを見ると目が良くなるとと言うことで買った穴のたくさん空いているメガネです。バルコニーでこれをかけて外を見ていたのですが、どうみてもゴルゴ13になってしまい怪しいのでやめました。もっとスマートに手軽に続けられることで目の疲労に良いもの探しています。軽いつもりが思いのほか長いブログになりました。


RGB

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最近、立て続けに山形(敬老)と軽井沢(仕事)に行く機会がありました。短期間の長距離移動は肉体的には辛いのですが、やはり青い空、深い緑といった自然に囲まれると体内の何かが回復するようです。秋らしい空の写真は軽井沢、スクリーンのようなピクチャーウィンドウから見える緑は山形にて撮影したものです。東京で見れる美しい自然の色といえば夕焼けでしょうか。写真の夕景は部屋からの景色ですが、日没前30分くらいの間の色の移ろいは素晴しいものでした。このような自然の中に見る光の3原色(原色ではないですが)は目や精神に安らぎを与えてくれるのですが、今、目前のモニターから発せられる光の3原色は。体の全てを疲れさせてくれます。(柳本)


引渡し。

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「市川の家」が竣工し、土曜日に引渡しがありました。

建物が竣工して、無事建主さんに引渡せると、何回経験しても幸せな気持ちになり、そしてちょっぴり寂しさを感じます。

建主さんご家族のうれしそうな笑顔を見ていると、こちらもうれしくなってきて、この瞬間の為にこの仕事をしているんだなぁと感じます。

しかし、引き渡した後、帰り道で振り返って自分の手を離れていく家を見ると、ちょっと(いや、かなり)寂しい気分になります。

幸せな家になってね。

この後は、建主さんがこの家をどんな家に育てていくのかが楽しみですね。(加藤)


トップライトに照らされて・・・。

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トップライトの明かりの元、横たわるこの物体は・・・?現在工事中の「玉川の家」では2階の暖気を1階床下に送る計画をしています。トップライト廻りの暖気や大きな開口のある2階居間の暖気を吸い込み1階床下へ送風します。日中ファンを廻しておくだけで日照が取れず冷えやすい1階を床下から暖めます。写真(正解)は暖気を吸い込むダクトとファンでした。(写真は7月頃に撮影したものです。)

「玉川の家」は外壁の左官も終わり間もなく外部の足場が外れます。(中嶋)


不審者の発見方法

自分の敷地内に入って来た不審者を発見するには

まず敷地内の家の周囲を警戒区域とそうでない所とに明確に区別しておきます。例えば門前のインターホンを押すスペースや水道電気ガスメーターの検針者の入ってくるところは門扉やフェンス等で区別して設計します。

その上で侵入を許さない区域で窓等の近くには侵入しようとする者を感知するセンサーを設置します。そのセンサーに感知されるとどこかに設置したカメラが作動します。そしてそのカメラに写された画像は事前に定められた数人のパソコンや携帯電話にいっせいに送信するようにしておきます。

送信受けた者はそこに写った画像が知人か不審者かあるいは動物かを判断します。センサーが感知している限り画像を数分ごとに送り続けます。センサーに感知されないときでも携帯電話でカメラを作動させていつでもセンサー感知区域内の画像は見ることが出来るようにしておきます。センサーは赤外線や人感センサーだったりします。

警備会社が建物に侵入前の警備をやりたがらないのはセンサーの誤作動が多くそれに振り回されたくないからです。以前センサーが感知すると自動ですぐ防犯ベルを鳴らす仕掛けの装置もありましたが誤作動で近所迷惑をかけることが多くだんだん使用されなくなりました。

でも自分や家族あるいは親しい人なら間違って鳥や猫などが写っていても自分で判断して放置できます。センサーやカメラを最初に壊される様な事が生じたら異常を知らせるメールが送信される仕掛けなどの処置はもちろんしておきます。

 画像送られた後の処置は次回に。(藤原)


秋桜

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薄紅のコスモスが秋の日の何気ない陽だまりに揺れていました。

今日軽井沢の物件を見学してきたのですが、深い緑とコスモスと秋虫に囲まれて子供の頃の懐かしい雰囲気に包まれていました。あの頃は何の頓着なしにコオロギなど手掴みしていたのですが、最近はまったくダメで気持ち悪くて捕まえられません(捕まえようとも思いません)。家の周りで涼しげな鳴声だけ聞かせてくれればなるべく姿は見せてくれなくてもいいんだけど・・・と、このごろ涙もろくなった僕は都合の良い事ばかり考えるようになってしまった様です。(石井)


祝・上棟

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建て方の日を迎えました。写真は屋根の一番高い位置にくる棟木がかけられた時のものです。基本設計からこの日までの行きつ戻りつ(?)の進捗に比べると、大勢の職人さん達の手によって図面上のものが3次元化されていく様子は、グイっと数段シフトチェンジしたような気分になり、改めて気が引き締まる思いがします。その後の上棟式でも、建主さんご家族の笑顔を見ると、素直にとても嬉しいような、でもちっとも気が抜けないような、そんな気分でお祝いのお酒を頂いておりました。(青島)


夜のビニールハウス

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夜中、自宅への帰り道にビニールハウスが建ち並ぶ前を通ります。暗い夜道で街灯の反射光で光るビニールハウスは、昼とは違って意外にも格好良く目を留めてしまいます。建材は鋼管とビニールのみ、形は雨水の排水のための切妻屋根、当然ながら庇も軒も無し、といった単純明解な構成ですが、それゆえにすっきりときれいに光って見えます。

そういえば、19世紀末にロンドンの万博で建設された鉄とガラスの代表的な建築、クリスタルパレスは建築家によるものではなく、温室を手掛ける庭師によるものだったらしいです。(大庭)