コンテナの美術館

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1/29でスタジオ建設見学で臨海副都心に行ったときに東京テレポート駅前にコンテナを交互に積み上げた建設中なのか解体中なのかわからない建築物があり、気になっていました。

この建築物は、ノマディック美術館という移動式仮設美術館で、設計は建築家の坂茂氏。この美術館は作品展「Ashes and Snow」の専用美術館で、すでにニューヨーク・サンタモニカを経て、日本にきているそうです。

3/11から開催ということなので、行ってきました。

貨物コンテナ152個で組み立てられた高さ10mの壁の間に紙管の列柱があり神殿の回廊のようです。コンテナの壁の間はビニール製の幕が屋根になっていて、広がりのある大きな空間になっていました。美術館自体が巨大なインスタレーション作品のようです。

作品は、象などのいろいろな動物と人が一緒にいる情景がセピア色で表現された写真と映像で、幻想的な風景が絵画のようです。

そういえば、結構長い映像が上映されていて、紙管を使った丸い椅子に座ってみていたのですが、結構寒くて最後のほうはちょっとつらかったです。6月までやっているそうですが、まだ寒い時期に行くときには暖かい格好をしていったほうが良いかもしれません。(加藤)