結設計のホームページを更新しました。
設計事例に「空庭舎」を追加しました。
敷地内に貸駐車場を持つ方の住まいです。1階に住まいを持ってくるとプライバシーの確保が難しく、また、駐車場をいたずらに潰しかねません。そこで、いっそ住まいを2階に持ち上げ、地上レベルは極力貸駐車場とすることで建築費の増加分を補填する事業計画まで含めて提案しました。町づくりに一石を投じようと、貸駐車場にも極力緑を配し、味気無くなりがちな駐車場に潤いを生み出そうと試みました。
是非ご覧下さい。
結設計のホームページを更新しました。
設計事例に「空庭舎」を追加しました。
敷地内に貸駐車場を持つ方の住まいです。1階に住まいを持ってくるとプライバシーの確保が難しく、また、駐車場をいたずらに潰しかねません。そこで、いっそ住まいを2階に持ち上げ、地上レベルは極力貸駐車場とすることで建築費の増加分を補填する事業計画まで含めて提案しました。町づくりに一石を投じようと、貸駐車場にも極力緑を配し、味気無くなりがちな駐車場に潤いを生み出そうと試みました。
是非ご覧下さい。
忘年会、振り返るシーズンです。
昨日忘年会で親しい設計者との会話のなかで、彼が印象に残っている話として
“仕事は縦に積み上げるようにするもんだ”といわれた時のことを話してくれました。
ドキッとしました。
自分は果たしてどの程度縦に積み上げる仕事をしてきたんだろうか。確かに武道をしていたときの先生に、昨日の自分に勝て、ということを教わり精神はそれに努め、数も多くやってはきました。でも縦に積み上げてきたかと自分に問えば、“?”です。
注文住宅の設計では一人として同じような条件の方はいません。常に価値観も常識も違い、当然こうすべきというようなことは稀です。いつもその方に教わり要望に沿いつつ自分の経験と意向を反映させようと心がけます。結果として異なった住宅になってしまいます。縦に積むのではなくつい横に並べた仕事になりがちなのです。
少し落ち込み考えさせられました。しかし思い直すことにしました。
富士山の裾野は広い。だから高い山ができる。これまで横に並べてきたところにこれから縦に積み上げて行けばいいのだ。これまで横に並べてきた分高く積み上げることが出来るのだ。そうかこれからなのだ。(藤原)
最近気に入っているアイテムでパイロットから販売されているフリクションというペンがあります。ボールペンと蛍光マーカーがあり色の種類も豊富です。(写真左)このペンは書き間違えたり、必要なくなった書き込みを後で消すことが出来ます。塗料が紙に浸透せずに表面で固まる為、ペンの後ろに付いているゴムの部分で擦ると消えるようです。図面などに検討項目や注意箇所を書き込んでおくのに普通の赤ペンでは後で消えませんし、赤鉛筆も消えにくくかといって黒い鉛筆で書き込んでも目立たないので後で見逃してしまうことが多々あります。擦ると消えるので重要な保存書類には不向きですが、図面に色々書き込んで解決していった内容から消していけば分かりやすいと思い使っています。以前に紹介したガンガン使える消しゴム付のシャーペン以来のヒットです。(写真右)(萩原)
私事で恐縮ですが、札幌で理美容師とラジオDJをしております叔父が、ビジネスマンのための髪型本を出していたので宣伝させていただきます。
若者相手の流行ヘアカタログは数あれど、社会人として成功するための髪型指南書は業界初ではないかということで地元札幌の大型書店では平積みされたとか。某テレビ局にも出演し、一時は局地的ベストセラー入りも期待されたのですが、案の定売れ行きも下火になってきたとのことですので全国展開を目指しこの場で紹介させて頂くに至りました。これから社会人になる方々、新人の髪型に隔靴掻痒たる思いを抱いてらっしゃる管理職の方々、きちっとした髪型フェチの方々にお勧め致します。
ちなみに本書の中で「除外される職業」として建築家が挙げられておりますが、建築家かどうかはともかく結設計の面々は概ね「ビジ髪」基準合格かと思われます。結構まじめ(地味)な事務所です。(柳本)
先週末開催された今期プロツアーの最後のレースです
ツール・ド・フランスのように何日にも渡るレースとは違って、1日で決着が付くワンデーレースです。
終盤のリッコの数度にわたる飛び出しに全て反応したクネゴがスプリントで勝利。しかしなんと言ってもサンチェス!。ダウンヒルのスピードが違います。クネゴも早かったのに追いついてしまうサンチェスがレースを面白くしてくれました。
今シーズンは、ドーピング問題で色々混乱があったシーズンでしたが、若い選手ががんばっていて来シーズンに期待が持てる良いレースでした。(加藤)
左の写真が前回のブログで書いた「旧白州邸武相荘」の柿の木です。「武相荘」は初めて訪れた時からその佇まいに郷愁を覚え、それ以来、久しぶりに行きたくなる特別な場所になりました。重厚な茅葺は今年の9月に葺き替えられたばかり。邸内は撮影禁止なので写真でご紹介出来ませんが、農家の土間を洋間に改装した客間には吉田茂の遺品である革張りのソファが当時のまま置かれ、ここに集まったであろう人々の会話が聞こえてきそうな雰囲気が漂います。北向きの書斎は薄暗い部屋に外の緑に反射した光が美しく映え、いつ訪れても暫くその場を離れられなくなります。邸内外に白州次郎氏作の家具等が置かれ、「しらす」と名前を刳り貫いた工具箱や郵便受けは何とも微笑ましく、とても終戦直後GHQとの攻防を繰り広げた人物とは思えません。そのギャップに益々の魅力を覚えながら表に出ると木々の間から西陽が差し込み「鈴鹿峠」の竹林に風が吹き抜けていきました。一年を通して四季折々の自然が楽しめる「武相荘」は今年公開6年目の秋を迎えています。(中嶋)
不思議な風景の集落を見ていたらまた不思議な建物が目に入ってきました。
もちろんすぐそばまで行ってみたらこれが杉原知畝記念館でした。ここは第二次大戦中ナチスに虐殺されそうになった多数のユダヤ人に日本へのピザを発行することで命を救った外務省リトアニア領事館杉原知畝氏の出身地だったのです。建物はソーンクラウンチャペルをまねしたかのようでしたがあまりに無骨で正直ちょっといただけない気もしましたが、こんなところにあっては目立つことこの上ないものでした。
さらにしばらく行くと人道の丘公園のシンボルモニュメント、「世界に奏でる平和へのピザ」モニュメントの鐘、野外コンサート広場、面白い形の公衆トイレ、猪除けの高圧電線垣根、等々見飽きない風景は続きました。(藤原)
最近久しぶりにフィクション小説をいくつか読みました。それらの小説は偶然にも似たような描き方がされていて、共通の出来事を登場人物それぞれから多視点的に一人称で描写するというものでした。登場人物それぞれのこころの中を透かしてみてみることができるそのような小説を読むと、同じ出来事でも個々によって全く感じ方や捉え方が異なることで人間関係の面白さというのは生まれるのだろうなということをあらためて感じ、また小説のその描写方法もうまいなあと感じてしまいました。(大庭)