隣の人

2週間位前の祭日に事務所に用事があったので、いつものように総武快速に途中乗り換えて向かっていました。休みの日だったので電車が空いていたこともあり、空いてる席に座って2駅ほど過ぎた辺りのことです。前を向いて外の景色をボケっと見ていて視線を自分のひざ辺りに戻した時、視界の左端に記憶にある鞄が見えた気がして、ふと左の人を見ました。なんと隣に座っていたのは新聞を読んでいる藤原でした。

その後藤原に声を掛けるとさすがに驚いていましたが、近くをすれ違ってっているのにお互いに気付いていないことって結構あるのかも知れないという話をして私は次の馬喰町で降り、藤原は逗子の方に用事があってそのまま乗って行きました。もし私があと1駅気付かずにそのまま電車を降りていたらかなり面白い状況だったと思いますが、面白い状況があったことすら誰も知らないことにもなるので危ないところでした。(萩原)