交番建築

先日ある駅前で目を引く交番を見つけました。

正確には一見目立たない感じの、交番らしくない雰囲気の建物でした。

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かたちは鉄骨でフレームが組まれているシンプルな直方体をしているのですが、その中央には直径2.5mくらいのコンクリートの円柱が屹立しています。窓越しに見てみるとコンクリートにはドアも付いています。中は何の部屋なのでしょうか?左にはおそらく地下街のための機械室、右には駐在さんのためのスペース。けっこうシンボリックに円柱が間取りされているように思われます。

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頑強なコンクリートで囲まれた部屋は凶悪な犯罪者を一時拘留するための部屋なのか、はたまた地下道へ繋がる秘密階段なのか、想像が膨らみます。

結局駐在さんに聞いてみましたが、「お教えすることはできないんです。」とやはり断られてしまい、予想を裏切らない空間があることを期待しつつ観察は終わりました。

東京では建築家が設計した交番が結構見られ、一見交番らしくない建物とそこにいるかちっとした駐在さんの雰囲気のギャップが魅力的にうつることがしばしばあります。今回は交番らしくない建物でも外観にギラッと光る赤い照明が付いていることでそれが交番だと認識できるということにも気付き、なかなか勉強になりました。(大庭)

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