火事です、火事です

午前八時〇二分 きな臭く、黒煙が立ち上がっている。消火は始まっていない。見る間に屋根が焼け落ち、隣家の屋根が炎に覆われてとうとう燃え移ってしまった。隣家では家財を運び出し始めたが、反対側の隣家は不在のようで炎のなされるがまま。火元の家人は携帯電話を耳に押し付けているが、一向にサイレンが聞こえてこない。後に聞いた話ではパニックになって通報できず、知人に電話を掛けていたらしい。隣近所ではもちろん通報済だと思い込んでおり、まだかまだかと呆然と黒煙を見上げている。何しろ歩いて五分の所に消防署があるのだ。ようやく始まった消防隊の放水で火の勢いは衰えたが、火元の家は全焼。その隣も屋根が焼け落ちほぼ全焼状態。反対隣は比較的建物が離れていた為壁と屋根が融け、焦げた程度で済んだが放水による家財の被害は免れなかった。

実際に現場に居た訳ではないので多少事実と違っている部分もありますが、大変残念な出来事で、また明日はわが身に降りかかる災難かもしれません。その時頼りになるのは火災保険ですが、今回の火災で気になる事が…。
隣家の火事で、自分の家が燃えてしまった・・・のに、火元の家主に損害を賠償してもらえないらしいのです。全く落ち度が無いのに自分の保険で対処しなければならない・・・もし、保険を掛けていなかったら・・・全てが燃えて何も無くなっただけで途方に暮れるしか無くなるかもしれないのです。何故なのでしょうか。それは日本独自の住宅環境に理由があるそうです。密集した木造住宅に火災が発生した場合、広範囲に延焼して失火者の賠償能力をはるかに超えて損害を出してしまい、自宅を失った上類焼先の損害の責任を一人に負わせてしまうのは酷であるからだそうです。何となく聞いた事はありましたが・・・、でも被害を受けた側にとってもかなり酷な状況ですね。火事の状況「過失」にも因るようですがよく肝に銘じておかなければいけません。
調べついでにもう一つ為になる情報がありました。もちろんご承知の方が多いと思いますが。
旧式(平成15年以前の長期保険)の火災保険ですが「時価契約」になっていて家屋価値があまり無い場合(木造では新築以降年に約2%ずつ減価していきます)、その分の金額が差し引かれて保険料が支払われます。5000万円で建てた家に5000万円保険を掛けても火災時の時価が3000万円だと最高で3000万円しか支払われないのです。元の家に戻らないのです。3000万円の家に5000万円の保険を掛けているかも知れないのです。そんな事にならない様に再度証書を確認した方が良いようですね。
調べていくと・・・かなり奥が深いようなので今回はここまでです。

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