今年の抱負

大体、年初めの抱負とか意気込みの言葉というのは、言った本人も聞いた人も数週間もすれば殆ど忘れているもので、話す方も安易に述べ、聞くほうも聞き流すようにして聞くものです。その程度のこととして聞き(見)流してください。
賀状にも記したように今年は社会状況のせいではなく、何となく個人的にこれまでの半世紀してきたことが集約して成果を問われるかのような1年になる気がしています。あまり具体的なことは後で失笑をかうことになるかもしれませんので言いたくないのですが、今やろうとしている通常の設計監理業務はもちろんのこと、設計という職能のこと、建築という業態のこと、社会全体への関与のこと、林業のこと、地球環境のこと、全てに通じる筋目が自分なりに明快になってきています。それが自分に何をなすべきかを指示するかのように、露にする機会と具体的行動を促すきっかけや要請が小さいながら次々生じてきているように感じています。一つ一つが全てに関連しているように思え、ぶれないように成果を出して提示できるようにしていきたいと考えています。具体的話でなく叱られそうですが今日のところはここまでにして、結果で報告していくようにしたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。