フォローとアゲンスト

先週と昨日、今年初めてインラインスケートを滑って気がつきました。

幕張の海岸ぶちの大駐車場、300メートル程の距離を往復するのですが、久しぶりなので体がすぐばてるだろうと思い、滑り始めました。ところがさほど苦にならず調子よく滑り出せて、あんがい体力有るじゃん、と思いつつ滑ってターンをして復路を滑り始めたとたん、すごい向かい風です。踏ん張って、蹴っても蹴ってもスピードは往路の半分も出ません。

何のことはない、往路ではフォローの風が自分に体力があるかのような錯覚をさせていただけでした。

普段、自分の行動でも似たような判断をしているんだろうなと思いました。

誰しも調子よいときは自分の実力のような気がして、調子がおかしくなって初めて、フォローの風が吹いていたことに気がつくのでしょうね。

今、世の中アゲンストの風が吹いていますが、この時の方が自分を過大視することなく現実的な判断が出来るのでしょうから、アゲンストの時ほど次のことを考え始めるのに最適かもしれません。あくまでもアゲンストの風が吹いていると思わずに。

昨日はさらに、滑っているときは何でもなかったんですが、目と鼻が帰りの車の中で、しょぼしょぼ、ぐしゅぐしゅ、といよいよアゲンストの花粉症が一気に吹いてきました。