アメリカのまさかの逆転劇に垣間見えた希望

何と日本代表が一抜けとなってしまったワールドカップ予選ですが、激戦区であるヨーロッパではオランダが破竹の7連勝で予選突破を決めました。他のグループから見ると幾分楽な組み合わせではあったものの、7連勝の内容は圧倒的で、ちょっと面白みに欠けるほどでした。何故こんなに強いかというと、ただでさえ質の高い攻撃陣が今までに無い勤勉さを発揮しているからではないかと思います。今のところ9月にオランダと日本の対戦予定がありますが、この勤勉さというのが、実に日本代表が目指しているもののお手本のようなものだと思うので、是非真似してほしいところです。100%本気ではやってもらえないにしろ世界との距離を再確認するには非常に良い機会になると思います。南アフリカでは今、日本が出場を逃したコンフェデ杯が行われています。連勝と連続無敗記録を更新中のスペインや、イタリア(不調とはいえ)からあっさり3点取ってしまうほど調子を上げてきたブラジルなど、現状だと日本が100回戦っても100回とも負けそうな強豪の試合を目の当たりにし、アジア予選の妙に余裕な突破とのギャップを強く感じてしまいますが、その時に調子の良いチームが勝ち進むのがカップ戦の面白いところなので、気楽に来年を楽しみにしています。