月: 2011年8月

押上の家 入居後点検

押上の家の入居後の点検の為お邪魔しました。
建て主さんから、「住んでみて、夏にこの家の中は涼しいと感じました」とのことでした。
木の蓄熱性が効いているから、壁の集成材や床・天井内の集成材に蓄「冷」して涼しさが持続するのですね。
壁の集成材は、家を支える構造ですが、断熱材の役目も担っています。さらに、この集成材が調湿したり蓄熱したりしてくれます。木が持っている良いところを最大限活かそうとしてこの工法を考えたので、この効果を実感していただけたのがうれしいですね。

写真は、キッチンから見た、食堂・居間です。過去の押上の家のブログ記事を見て頂けるとよく分かると思いますが、壁の木は、厚さ12cm巾45cmの唐松集成材。壁の集成材で高いものは6mあります。

階段の降り口には、赤ちゃんが落ちないように手摺り壁高さの引戸を付けました。夏の冷房の冷気が1階に下りていかない為にも使えます。
赤ちゃんが元気にハイハイしていたので、やっぱりこの引戸は必要ですね。


「一ツ家の家」内覧会が無事終了しました

去る8月13日に「一ツ家の家」内覧会を開催させていただきました。今回は施工会社おが建さんとの共同での開催となり、FP工法にも関心が寄せられました。図面を見ながら、工法のことから細部に至りゆっくりと見ていただくことができました。内覧会の開催を快諾して頂いた建築主様、また、とても暑い中お越し頂いた皆様、ありがとうございました。


まもなく竣工

震災による資材入荷の遅れの影響もあり、大分工期が遅れておりましたが、取手K邸もようやく完成がみえてきました。建主さんには本当にご迷惑おかけしてしまいました。

都心から3、40分に位置しますが、現場への道は、どのお宅も庭が緑や花があふれており、毎回その変化はとても楽しいものでした。昨日はかぼちゃを発見。おとなりのネギも元気に育っていました。足場とブルーシートを外して、家の四周のすべてから、畑の緑や木々が望めることの素晴らしさを実感しました。

階段を上がりながら少しずつ、2階LDKの天井が見えてきました。いつもどきどきする瞬間です。今回は、天井の高さを存分に活かし、また、シンプルなプランの中で空間にメリハリをつけるという意味でも、あらためて小幅板天井にして良かったなと思いました。建主さんの「どうしても」というリクエストに感謝です。


夏の風物詩

夏の夜空を色鮮やかに彩る花火大会は夏の大イベントの一つでもありますが、今年は諸々の事情により開催を見合せる地域が多いようです。
そんな中、私が毎年見に行く花火大会は、打ち上げる数を少なくしたものの今年も開催され、夏のイベントの一つを満喫することができました。

大会当日もかなりの蒸し暑さだったのですが、花火を見ているときは暑さを忘れて楽しみました。
今まであまり意識したこともなかったのですが、毎年暑い最中に開催される花火を見ているときは、暑いという感覚を忘れているように思います。

夏の夜に開催される花火は、熱いイメージとは対称に、涼を味わうことのできるものなのかもしれません。


一ツ家の家 内覧会のお知らせ

このたび、建築主様のご厚意により8月13日(土)に、施工会社(有)おが建と共同により内覧会を開催できることになりました。
長期優良住宅仕様の木造2階建ての住宅です。

隣地に住宅が密集して建っているため、道路のある南側に大きなバルコニーを設け全面開口部とし、採光・通風を確保して居住性能を高める計画としました。
また、FPウレタン断熱パネルによる高気密・高断熱住宅としたFP工法を採用しています。

ご興味のある方は、ホームページ内お問い合わせフォーム、もしくはメールにて、お名前・ご住所をご記入の上お気軽にお申し込みください。
お申し込みをしていただいた方には追って詳細をご連絡致します。

■開催地:東京都足立区
■日時 :2011年8月13日(土) 10:00 – 16:00
■最寄駅:つくばエクスプレス六町駅


本能で選ぶ場所

本能というほど大げさでもないかもしれませんが、ペットの居場所を追ってみると家の中の快適な場所に行き当たることが多いようです。夏はひんやりしたフローリングで体を伸ばしている姿を良く見ます。とはいえ、固体ごとの好みもあるようで西中延の家の猫様はどうやらタモよりナラのフローリングのほうが好みのようです。匂いなのか肌触りなのかはわかりませんが、人間には感知できないレベルで気ままに生きているようです。