月: 2012年4月

船橋の家

報告が遅くなりましたが、船橋の家は先月工務店から建主さんご家族に引渡されました。

建主さんが漆喰にしたいけど…と迷っていた外壁は、ご希望通りの漆喰になりました。建主さんも「やはり漆喰にして良かった」とのこと。
思い切って漆喰にして良かったですね。
漆喰壁の白は、塗装では出せない色と質感ですね。実際に見てみるとなんとなく上品な感じがします。

庭の植木は、建主さんが少しずつ時間をかけて植える予定。
だんだん自分の庭に育てていく楽しみがあるのは、すごくうらやましいですね。

建主さん家族が、庭も含めて、これからどんな家に育てていかれるのか楽しみです。


草加A邸引渡し

草加A邸は先月の中旬に引渡し、今月のはじめには外構工事もほぼ終えました。
路地状敷地で長いアプローチの奥に家が見えます。
広い庭にはこれから木が植樹され、畑も作っていきたいということでどのような庭になるか楽しみです。

出来上がった家を見て、カラマツの集成材の建て込みからを考えますと改めてその集成材が外壁も内壁もそのまま仕上げになってしまうことはすごいなと思いました。
内壁の間仕切壁は水廻り以外は和紙貼り仕上げです。

玄関のSICは廊下にも扉を設け、廊下側からも使えるようにしました。
食品庫の入り口脇にある壁厚分を利用した棚も、ちょっとした収納として重宝しそうです。


風景との融合

外壁の下地も出来上がってきたことで、建物と風景とがイメージしやすくなってきました。
平屋で高さが低く抑えられていることと、屋根と稜線がほぼ同じ勾配であることで、建築自体が風景を壊さず景色に馴染んでいるのを見ていただけるのではないでしょうか。
左官の壁が仕上がれば落ち着いた感じになり、更に良い雰囲気になると思います。

以前ブログに紹介しましたが、二棟の軒裏の違いも明快になりました。

垂木を見せた和風の軒裏も屋内の天井から続く小幅板天井も、両方ともきれいに仕上がっています。


春到来

今朝、通勤風景が何か違うと思ったら、街路樹のコブシが咲き始めていました。
つい先日新年を迎えたような気でいましたが今日で4月、もう春だな・・としみじみ感じました。
先月の後半に締め切りが迫っていた大きな山場を乗り越え、燃え尽き症候群のように数日は気の抜けた日々を送っていましたが、今日から4月、また気持ちを引き締めていかなくてはと思う今朝でした。