月: 2013年10月

植栽計画


アオダモ:落葉樹                          イロハモミジ:落葉樹

ヤマボウシ1モクレン6
シマトネリコ:常緑樹          ヤマボウシ:落葉樹         モクレン:落葉樹

先日建て主さんといっしょに、庭に計画している植物を見に造園屋さんに行きました。
計画している植物がたくさん種類があった事もあり、あちこちにある畑を車で移動しながら半日かけて見学しました。
庭のシンボルツリーとなる木、低木、下草などバランスを考えながら、落葉樹か常緑樹か、成長が遅い木、お花の咲く季節、香りがする木、虫がつきにくいか、などなど、選ぶ条件はいろいろとあってなかなか植栽計画は難しいです。


ソヨゴ:常緑樹              カツラ:落葉樹            カラタネオガタマ:常緑樹

ソヨゴは常緑樹で成長も遅く、日当たりはそれほど良くない場所でも育つので、植栽計画に選ばれやすいです。
カツラは、葉っぱがハートの形をしていて、ほんのり甘い香りがします。
カラタネオガタマの花は5月~6月頃咲き、バナナのような強い甘い香りがします。成長も遅く、庭木に適しています。


トキワマンサク:常緑樹        カナメモチ:常緑樹          ウバメガシ:常緑樹

目隠しにしたり、生垣によく使われる植物です。
トキワマンサクやカナメモチは洋風的な印象がありますが、ウバメガシや、マサキを使った生垣はなんとなく和風な雰囲気になる気がします。


薪ストーブの蓄熱

P1250493

茅野の現場は、仕上げを着々と進めている段階です。
写真は先月現場に行った様子で、リビングにある薪ストーブを置く場所です。
後ろの壁にあるコンクリートブロックは、ストーブの蓄熱をより大きくする効果を狙っていて、ストーブを止めても、暖まったコンクリートブロックがゆっくり放熱し、夜遅くまで部屋を温めます。

屋根は横段葺きと、横葺きの2種類になっています。
屋根に段差がついている部分は、断熱材の厚み分です。
つまり、断熱材は深い庇の部分には無く、内部の部屋がある部分だけにあるのです。
このようにして、軒先とケラバをより薄くしシャープな印象にしています。

IMG_3977

夏の現場は長野県でも暑かったですが、そろそろ肌寒くなる季節になってきました。
次に現場に行く時は仕上げが大体出来ている頃なので、楽しみです。


那須の家 配筋検査

那須の家 配筋検査
先日那須の家の配筋検査を行いました。きれいに組まれていました。基礎の鉄筋が組まれると、ようやく現場が動いてきた感じがしますね。
鉄筋径、ピッチ、定着、継手、補強筋、かぶり厚すべてOK。
コンクリート配合計画書は、一部変更をお願いしました。

「那須の家」では、基礎蓄熱暖房にします。そのため基礎も外断熱にしています。
この基礎蓄熱暖房は、他の蓄熱暖房と同じように深夜に蓄熱させるのですが、熱源をヒートポンプにしているので、かなり電気代を安く済ませることができます。