月: 2014年8月

お盆行事

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義父の初盆ということで、普段家のことを何もしてくれない、という評価を多少挽回すべく、盆飾りの手伝いをしてきました。そんな中写真のようなものを始めて見ました。近所の方が手伝いに来て、作ってくれたものらしいです。仏さんが、間違わずに自分の家に辿り着くように飾るのだそうです。真ん中の柱の上のランプのようなものは中に蝋を入れて13に日に火を灯すとののことです。昔は門のそばに二階建て屋根より高く立てたそうです。亡くなった人への思いと絆がそうさせたんだろうなと想像できます。初盆入れて3年続けて立てたそうですが、今は二年だけ、しかも二年目は一本だけのようです。
たぶん、各地の迎え火の替りなのでしょうが、各地いろいろな形に変化しているものなのだと、興味深く見てしまいました。
ちなみに今回手伝ったのは、下の写真で、仏壇の新盆用の前飾りの竹と斑入りのススキを裏山から取って来て、束にして前机の足に固定し、竹の上に縄を回し、ほおずきを載せて作るとのことで、よくわからないまま、お義母さんの指示の元、息子と作りました。
墓に迎えに行くとき息子に、このような形の行事はだんだんなくなって行くんだろうな、と言われ、確かになくなって行くだろうけど、はたしてその代わりの、文化として残るほどに、絆や拘れるものを、自分たちは今後作れるものなのだろうか、考えてしまいました。たぶんバレンタインデイのチョコや、クリスマスケーキのように、仏壇の脇にある銀の蓮の葉の飾り物のごとく、商魂たくましい業者に支えられたものが、形だけ踏襲されて残るのかも知れないと思ってしまいました。本物の竹やススキは間違いなく消えるのでしょうが、でも私には銀の蓮の飾り物を飾る前の方が自然でさっぱりしていて、美しいように見えました。
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大宮の家 内覧会無事終了

先週末、大宮の家の内覧会が無事終了しました。
当日は天気にも恵まれとても良かったですが、暑過ぎるくらいでした。

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内覧会を開催させていただき、建築主様にはお礼を申し上げます。
また暑い中お越し頂いた皆様、ありがとうございました。


大宮の家 今週末内覧会

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今週末に内覧会を行う、大宮の家の工事中の写真です。
写真は、玄関三和土とアプローチに玉砂利洗い出し仕上げの左官工事中の時です。
石は那智黒という石で、下地のモルタルを塗ってから、職人さんが1つ1つ石の形を見て使える石を選びながら、バランスを見て1つ1つ敷き詰めていきます。
とても手間のかかる作業です。
石を敷き詰め終わりましたら、上からモルタルを塗り込み、表面だけ洗い出して仕上げていきます。
下の写真が、仕上がった状態です。
左官職人さんはどんどん減っているようで、このような仕上げは段々貴重になっていくのかもしれませんね。

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大宮の家は、今週末の内覧会を予定しております。
住宅の性能は、長期優良住宅の認定を取得していて、耐震等級3です。
暖房方法は、基礎に夜間蓄熱させる蓄熱冷暖房という方法です。冬は、足元からゆっくりと柔らかい暖かさがあります。
外部の仕上げはサイディング張りと左官塗り仕上げの2パターン、内部にも左官塗り仕上げや和紙貼り仕上げの部屋もあり、見学に来ていただいた際には仕上げの違いを見比べることも出来ます。

内覧会は、プライバシー配慮のため予約制とさせていただいております。見学希望の方は事例案内申し込みフォーム、または結設計宛にメール・FAXにてお気軽にお申し込み下さい。
お申し込みの際には、「大宮の家内覧会参加希望」と明記して頂き、住所、氏名、連絡先、参加人数をご記入下さい。
参加申し込みのご連絡を頂いた方に、詳しい住所などをお知らせいたします。

■開催地:埼玉県さいたま市大宮区
■日時 :2014年8月2日(土) 午後2時30分~ 
■最寄駅:JR大宮駅より徒歩で20分ほど(タクシーで約10分)
■申し込み先
事例案内申し込みフォーム
e-mail: office@yui-sekkei.co.jp
FAX:   03-5651-1934