関西・伊丹市でFSB工法住宅が着工

工事監理で撮ったべた基礎の配筋検査時の風景
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周囲の基礎の立ち上がりの型枠の内側と鉄筋の下に敷いてあるのが断熱材です。この家は家中を断熱材ですっぽり包んでいます。鉄筋の上に蛇行しながら敷いてある白いパイプは、蓄熱暖房用の架橋ポリエチレン管です。熱源はエアコンの室外機やエコ給湯のヒートポンプと同じ構造のもので、1/3の電気容量でお湯をつくり、料金の安い深夜に稼働して循環して基礎を温めます。基礎に蓄熱された熱が日中にゆっくり放熱して家中を温めます。
下の写真はその後に始まったFSB工法の住宅建込の風景です。午前中にここまできました。
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午後の工事です。ご覧のとおりFSB工法の住宅の壁は、柱と同じ無垢の角材を16㎜φのボルトで束ねられた杉パネルです。
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どんどん壁が建て込まれていきます。木材の使用量が通常の在来工法の3,4倍になります。
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夕方にはここまで建て込まれました。これだけ無垢の木材の量が多いので蓄熱暖房と相性がいいのです。
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土日を挟んだその4日後、建て主さんからメールで送られてきた写真です。
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屋根垂木まで掛かりました。
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この屋根の垂木に野地板を貼ってルーフィングを敷けばいつ雨が降っても大丈夫です。
関西で初めてなのに暑い中工事屋さんはよくやってくれています。