アパートと自宅が一体となった住宅です。共同住宅ではなく、長屋型のプランとすることで、法的拘束を大幅に軽減し、一見、通りからはアパートとはわかりにくい外観とすることで、周囲の住宅街にも馴染むよう計画しました。自宅部はアプローチ最深部に位置し、住宅密集地とは思えない西側の景観を最大限取り入れるように居間、食堂、浴室などを配置しました。また、半2世帯であることもあり、アパートを含めると10の個室が必要とされる中、中庭やデッキなどで建物にボイドを設けることで9つの個室が南向きの採光を得られる平面計画としました。結果、特別なコストをかけず、敷地条件を最大限に生かした住宅となりました。