カテゴリー: 植栽・外構・ガーデニング

伊豆の桜

先日久しぶりに修善寺の駅に降り立った。改札を過ぎ、駅舎をまっすぐくぐり出ると正面にこの桜が出迎えてくれた。

仕掛けられたものだが、何となく桜の満開の花は、歓迎してくれるようだった。

 

 


しばらくぶり!

12年ぶりの再会でした。子供室に計画時予定していた間仕切りを設けたいという相談で、はるひのの家を久しぶりに訪れました。多少北側の壁面が汚れた部分もありましたが、元気な姿で建っていました。当初構造的無理をさせたかな、と思っていたところも問題なく健気に迎えてくれました。間仕切りの相談はその方法を話し合い決めてすぐ終わり、その後一通り当時の監督さんと内外を見て回り、気にされているところの症状についても説明して、その家を後にしました。

昼時だったのので、多摩センターで環境計画という造園事務所を営んでいる、友人を尋ねました。やはり15年ぶりぐらいの再会でした。永山や聖蹟桜ヶ丘の現場に時々来ていたので、その内寄るといっておきながら、友人も予定があったりとかで、結局寄らずじまいでしたので、今回は朝電話して午後行くと予約しての訪問でした。事務所でしばらく話をして、帰り、送っていくということで、多摩センターの団地内の公園を歩きながら駅まで送ってくれました。

多摩の団地は日本の団地の環境計画で成功した数少ない例だ、と言う説明を彼から聞きながら気持ちよい公園内を散歩出来ました。

建築的にも、下のアングルの写真は大高正人という建築家の設計で、当時私にも強く印象が残っていて、改めてシャッターを押しました。

土曜だからと、駅前のパブで3時頃からビールを飲みながら6時近くまで昔話に花を咲かせてきました。


一年点検で学んで来たこと

被災地の造成ができ始め、森の貯金箱事業で始めた工法の住宅の評判を聞いた方の相談が増えたせいで、出張が多くなり、いや、単なるサボリのせいで、久しぶりのブログです。過日、豊川の住宅の一年点検に行って参りました。
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竣工時のブログ写真と比較して頂くとよくわかりますが、見違えたのは庭の植栽です。ふんだんに植えられてあり、これなら内部が窺い知れなく、プライバシーの心配がありません。話に聞くと飯能の家の造園屋さんで修業して来た方に依頼されたとのことです。飯能の家の庭は、つくばで漸く完成した住宅の建て主さんも気に入ってらして、別の方ですがやはり知り合いの造園屋さんを紹介し、今工事中です。
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庭の中に入って感心したのは、鬱蒼としているようで案外中はまとまったスペースが確保されていました。
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その庭で発見したのは、写真にちょっと見える、自動給水装置です。かつてこのような自動給水装置を設計すると、工事費が予想以上にたかく、しかも詰まる故障が多く保証できないといわれ、諦めたこともたびたびでした。
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豊川の建て主さんは、ネットで見つけたということで、要した費用は2,3万円だそうです。二口用意した蛇口の一方に取り付け、タイマーで自動で給水でき、センサーで雨の時は止まるようになっているとのことです。
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肝心の住宅はとてもきれいに使っておられて竣工時より心地良さそうな家になっておりました。こちらの建て主さんは優れた技術屋さんで、工事中も教えられることが多かったのですが、できてからの工夫でも優れていて、一年後もまた教えられてしまいました。


植栽計画


アオダモ:落葉樹                          イロハモミジ:落葉樹

ヤマボウシ1モクレン6
シマトネリコ:常緑樹          ヤマボウシ:落葉樹         モクレン:落葉樹

先日建て主さんといっしょに、庭に計画している植物を見に造園屋さんに行きました。
計画している植物がたくさん種類があった事もあり、あちこちにある畑を車で移動しながら半日かけて見学しました。
庭のシンボルツリーとなる木、低木、下草などバランスを考えながら、落葉樹か常緑樹か、成長が遅い木、お花の咲く季節、香りがする木、虫がつきにくいか、などなど、選ぶ条件はいろいろとあってなかなか植栽計画は難しいです。


ソヨゴ:常緑樹              カツラ:落葉樹            カラタネオガタマ:常緑樹

ソヨゴは常緑樹で成長も遅く、日当たりはそれほど良くない場所でも育つので、植栽計画に選ばれやすいです。
カツラは、葉っぱがハートの形をしていて、ほんのり甘い香りがします。
カラタネオガタマの花は5月~6月頃咲き、バナナのような強い甘い香りがします。成長も遅く、庭木に適しています。


トキワマンサク:常緑樹        カナメモチ:常緑樹          ウバメガシ:常緑樹

目隠しにしたり、生垣によく使われる植物です。
トキワマンサクやカナメモチは洋風的な印象がありますが、ウバメガシや、マサキを使った生垣はなんとなく和風な雰囲気になる気がします。


押上の家 ヒペリカム・カリシナム

先日押上の家の近くを通ったので、植栽の様子などを確認。


道路と建物の間のヒペリカム・カリシナムがかなり元気に育っていました。狭い部分に植えたので、少し心配していましたが、安心しました。
建物足元の基礎コンクリートが隠れていい感じです。


家並みの参考に必見の戸建て団地

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戸建団地の写真をご覧になって、なんか気づかれました?昔の住宅公団が数年前に分譲したごく普通の戸建団地ですが、いつ訪れても感じがいいのです。今日も、メンテナンスで引渡し後数ヶ月ぶりに訪れましたがやはり気持ちいい団地です。

大手の分譲会社や、住宅メーカーで統一されているわけでもありません。まして建築家がデザインコードを決めて監修しているわけでもありません。むしろ各戸様々な工務店やメーカーに依頼して作られています。それなのにバラバラ感も、統制されたかのような画一感もありません。またいかにも建築家が設計したかのようなデザインを強調したような住宅もありません。

何が感じよさを生み出しているのか、よく観察してみました。いくつか要素を挙げることが出来ます。まず各個とも敷地が170?以上で、建蔽率も40%以下、容積率も80%以下とゆったりしています。道路際には塀や、門などの構築物がありません。植栽で隔ててプライバシーを守っています。外壁は法的規制もあり境界から1m離れて建っています。道路からは殆ど2m程以上離しています。燐戸同士もネットフェンスで見通しが利きます。各戸の庭が住まいから見るためだけでなく、道行く人に対しても美しく見えるよう気を配っています。

何より昔の庭師さんが作ったかのような庭ではなく、クリスマス時期の電飾のように各戸の住人の方が日々競い合って庭の手入れをされています。そのためか庭の雰囲気が画一的でなく、若々しくバラエティーに富んでいて飽きさせません。いつ通っても必ず誰かが手入れをしている姿が見受けられます。土日などは数戸おきに見受けられます。

庭作りをどうしようかと考えていらっしゃる方にはとても参考になると思います。こちらの戸建団地は千葉ニュータウン中央地区です。


印西の家 植栽

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昨年竣工した印西の家の1年点検に行ってきました。竣工時は木の外壁なので目立っていたのですが、久しぶりに訪れると木の濃い色が少しあせて家の廻りの植栽も増えたこともあり街の中にだいぶ馴染んでいました。家の中にも生活感が出たからか、家自体に命が宿ったという感じがしました。

 

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竣工時、北側道路側の外構は建主さんが自分でされるということで土のままでの引き渡しでした。その後、休みの日にこつこつと石を敷いたり、植栽を植えたり楽しみながら自主施工されていました。独特の良い味があってとても好感のもてる雰囲気を持っていました。今後も少しずつ手を加えて変化していくのだと思います。(萩原)


植栽

敷地のどこにどんな植栽を植えようかと考えることは、好きな仕事のひとつです。竣工間際でまだ植栽が入っていない家の様子は、図面が3次元化したという意味では確かに完成形ですが、街に対しては少しよそよそしく映りもの足りません。料理で言えばさいごに加えるひと塩みたいに、植栽があるとないとでは印象がガラッと変わる気がします。

先日東京駅近辺のオフィス街で、ゆっさゆっさと10メートル以上ある大木が揺れていました。こんな都会でもこの木が一本あると気持ちのいいものだなあと思い、近寄って名札を見てびっくり。なんと住宅のシンボルツリーとしてよく使われるシマトネリコでした。

緑がスクスクと育つこの時期、私の近所では順番に植木屋さんに庭木の手入れをお願いしています。毎年「植木屋さんが入ったのよ」と家族に言われてはじめて、そういえば綺麗になったかなと思う程度だったのでしたが、巨大なシマトネリコを見て、改めて定期的な植木の手入れの重要さを感じたのでした。(青島)

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緑の力

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6月9日に建て主様のご厚意で内覧会を行うことが出来ました。建て主様の方で依頼されていた造園工事がちょうど当日の昼に完成しました。引渡し当初は隣地の境界のみの植栽でしたので土地に建物が力強く建ち上がっているといった雰囲気でしたが、やはり植栽が入ると街並みになじんで仲間入りしたという感じです。それでも特徴的な家なので目立っていますが。内部からの景観も植栽が入ることでデッキと庭とのつながりに生気を感じるようになりました。今回は建て主様も造園屋さんも力が入っていたこともあり、シンボルツリーには高さ4m程もある株立ちのコブシが入っています。クレーンで吊って植えたらしく造園屋さんもかなり苦労したと嬉しそうに言っていました。自分の造った庭を見つめながら満足げに一服していた親方が印象的でした。(萩原)