カテゴリー: 押上の家

押上の家 ヒペリカム・カリシナム

先日押上の家の近くを通ったので、植栽の様子などを確認。


道路と建物の間のヒペリカム・カリシナムがかなり元気に育っていました。狭い部分に植えたので、少し心配していましたが、安心しました。
建物足元の基礎コンクリートが隠れていい感じです。



押上の家 外観と屋上緑化

押上の家の外観。
壁の集成材パネル現しです。まわりの家は、鉄筋コンクリートかモルタル外壁の家やマンションなどなので、木がそのまま出ている外観は、けっこう目をひくかもしれませんね。

防火地域なので、普通は木現しの外壁は出来ません。DEWS工法では耐火試験をして60分準耐火構造の認定を受けているので、延べ床面積の制限がありますが木の壁現しが可能です。

屋上は、芝生で緑化しています。敷地はほとんど建物が建ってしまうので、庭空間は建主さんの御要望もあり屋上へつくりました。
ここからスカイツリー越しに隅田川の花火が見えれば、ばっちりと思っていましたが、建主さんのお話を聞いたらなんと花火はビルの影になり見えなかったとのこと。ちょっと残念でしたが、夏の夕方は風が心地よく夕涼みにはばっちりです。スカイツリーも完成したらライトアップされるようですので、ビール片手にスカイツリーを見上げ夕涼みというのは、良いんではないでしょうか!

写真のデッキ奥に見える台形のFIX窓から、下の食堂に吹き抜けを通して光が落ちます。

この家のまわりは、マンションや家が密集している地域で、陽差しがなかなか取り込めないので、屋上から食堂に落ちてくる光は、効果的でした。


押上の家 入居後点検

押上の家の入居後の点検の為お邪魔しました。
建て主さんから、「住んでみて、夏にこの家の中は涼しいと感じました」とのことでした。
木の蓄熱性が効いているから、壁の集成材や床・天井内の集成材に蓄「冷」して涼しさが持続するのですね。
壁の集成材は、家を支える構造ですが、断熱材の役目も担っています。さらに、この集成材が調湿したり蓄熱したりしてくれます。木が持っている良いところを最大限活かそうとしてこの工法を考えたので、この効果を実感していただけたのがうれしいですね。

写真は、キッチンから見た、食堂・居間です。過去の押上の家のブログ記事を見て頂けるとよく分かると思いますが、壁の木は、厚さ12cm巾45cmの唐松集成材。壁の集成材で高いものは6mあります。

階段の降り口には、赤ちゃんが落ちないように手摺り壁高さの引戸を付けました。夏の冷房の冷気が1階に下りていかない為にも使えます。
赤ちゃんが元気にハイハイしていたので、やっぱりこの引戸は必要ですね。


DEWS工法 完成間近

DEWS工法 床パネル設置(建て方のその2)」のつづきです。

外壁の塗装が終わると足場が外れ、もう完成間近です。
この敷地は防火地域なので、木を表に出している建物はまわりに一切ありません。前の道路を歩いていて振り返ってみて行くひとが多いです。

足場が外れて完成間近のところで、地震があり色々な材料が入らなくなってしまったことと、特に東京電力さんが受電工事になかなか来てくれなくて困りました。
その後、何とか受電工事ができて電気が通り一安心しましたが、ライフラインの上下水道・ガス・電気の大切さが改めて実感できる出来事でした。


DEWS工法 床パネル設置(建て方のその2)

新工法「DEWS工法」の建て方」のつづきです。
床パネルの設置の説明の前に、HPとブログを見た方から質問があった「DEWS」の読み方ですが、私たちは「デューズ」とよんでいます。

大部分の壁パネルが建て終わったところで、壁パネルと床梁に床パネルを受ける金物を取り付けます。

床受け用の金物が取り付け終わったら、床パネルを金物の上にのせていきます。
床パネルの金物がくる所には、プレカットされた欠き込みがあり、そこに金物をはめていく感じです。

床パネルが設置された状態。床パネルも壁パネルと同じカラマツ集成材です。木の風合いがよい感じなので、このあとフローリングを張って隠れてしまうのがもったいないですね。

まさに木に囲まれた空間です。

キッチンができるあたりから、居間になる方を見たところ。キッチンの天井は、上にロフトがくることもあって、低く抑えてあります。そのかわり居間と食堂の天井は高いです。屋根ができて天井が、見えてきたらその辺をご紹介しますね。

大部分の壁パネルが建て終わって、足場を建てる前の状態です。この後足場がまわりに建てて、頭つなぎを施工します。
足場が外れるまでは、外観全体を見ることができなくなります。次に全体が見えるときは、ほぼ完成の頃です。


新工法「DEWS工法」の建て方

結設計で開発した新しい工法「DEWS工法」で建てる押上S邸が、無事屋根の下地まで出来ました。
そのDEWS工法の建て方の様子を紹介しようと思います。

ユニック車(クレーンの付いたトラック)で壁パネルを現場に運んできました。これからいよいよ壁パネルを建てていきます。壁パネルは、カラマツ集成材です。

集成材壁パネルを1列に建て込んで行き、壁にしていきます。敷地境界線ギリギリまで隣家が建っているので慎重に。大工さんたちは、以前このDEWS工法の実験棟を建てたメンバーなので、この工法を経験済み。どんどん建てていきます。

鉄骨土台と壁パネルは、ボルトで緊結していきます。大工さんがボルト締めていますね。しっかり締めてもらいます。

ボルトを締め終わったところです。ボルトを締め終わると倒れてくることは無いです。それでも、念のため倒れ防止の控え材を付けておきます。

壁パネルの高さは、高いもので6mあるので、近くで見ていると迫力があります。

この敷地は、道路境界線の上に電線が張り巡らされているので、電線を避けてユニック車でつり上げるのが大変でした。
立ち並ぶ高さ6mの壁パネルは見事です。

このDEWS工法の建て方紹介は続きます。