カテゴリー: フラット大井町


Fマンション引き渡し

年が明けて早3カ月、もう春だなぁとしみじみ思いながら過ごしている今日この頃です。
Fマンション現場は2月末の工期に向けて着々と進んでいました。仕上がり間近で現場に足を運ぶことも頻繁になり、行く度に「もうここが出来ている」と感動しながら通っていました。現場監督さんはじめ職人さん達のおかげで無事竣工し、今月の頭に引渡しを終えました。

外断熱なので内側の部屋はコンクリート打ち放しに仕上げることが出来、バルコニーなど外断熱が途絶えてしまう部分は内側に断熱補強をしています。
キッチンはシステムキッチンではなく全部屋で全て製作なので、間取りの違う各部屋の寸法にぴったり合わせられ、ガス台のところは低くしたりといろいろ工夫することも出来ました。借りて住んでもらう多くの人に使いやすいと感じてもらえたらいいなと思います。
最上階の3階のお風呂は北側斜線により斜めになる部分にあります。
限られたボリュームの中で浴室が上手く納まり、それほど圧迫感も感じず快適そうな浴室となりました。

引渡しの時点で既に6部屋のうち4部屋の入居が決まっていました。
あと2部屋空いていたのでブログで紹介し宣伝しなきゃと思っていたところに、残りの2部屋も入居が決まりましたとのお話がありました。
ブログ紹介の出番も無く、全部屋の入居が早々に決まり設計事務所としてもホッとしています。

専用住宅で住む人が決まっているということではないので、住む人によってどのような使われ方をするかの想定範囲や、1番のベストの選択に難しい部分もありました。
より多くの人に満足して住んでもらえたらいいなと思います。


木工事突入

Fマンションは先月の初旬に躯体工事を終え、今度は大工さんの出番となりました。
躯体工事は天気に左右されるところが大きかったので、工程の調整が難航しました。
今後は屋根がかかり、主に内部の作業になるので天気の心配はそれほど無くなり、現場監督さんは要領よく各業者さんの工程を組んでいき、大工さんにも頑張ってもらい巻き返しを図ります。

Fマンションは各住戸全て賃貸形式で、建て主さんといっしょにプランを考えてきました。
最上階の3階は法規の北側斜線により、どうしても斜めになってしまう部分があります。
最初は、よりデッドスペースを少なくと収納にしていましたが、建て主さんから「法規により削り取られてしまう欠点を魅力にして、借りたくなるような部屋にしたい」というお話からLDKにしてキッチンを配置するプランに変わり、魅力的な部屋にするべく挑戦しています。
斜めなので、通常の既製品のレンジフードが必要な場所に取り付けることが出来なく、手元から煙や湯気を吸い込み壁の下部から排気する換気扇で計画していました。設備屋さんと詳細を検討していくと、メンテナンスを考慮すると複雑な構造になってしまい、躯体も補強筋が多く入っている場所である等から断念し、躯体の形に合わせたレンジフードを製作して上部に取り付けることになりました。

上部にレンジフードが付く→トップライトの躯体形状変更→梁が干渉→逆梁に変更→鉄筋屋さん納まり検討OK→トップライトを既製品から製作にして寸法の融通がきくように→より強度のあるガラスに変更→ガラス屋さん耐風性など強度検討OK→金物屋さん開口廻り金物の形状検討→防水面検討OK などなど、現場監督さんはじめ各業者さんと打ち合わせを重ねていきました。
最終的に開口部は最初の計画よりかなり大きくなって、天井からスパッとそのままトップライトにさせることにより、とても開放的で見晴らしの良い部屋になりそうです。


RC造外断熱

品川で工事進行中のFマンションはRC造で外断熱です。
施工方法は同時打ち込みで、壁の外側は断熱材を型枠にしてコンクリートを打設します。
断熱材は主成分が無機質の炭酸カルシウム系のものを使用し、経年変化が少なく、また火にも強く炭化するので燃えません。

1階壁と2階床のコンクリート打設の様子で、コンクリートを流している箇所の下では、空気を上に逃がすように型枠の上から壁を叩きます。
計画よりも早く打設が終わりました。


Fマンション現場状況

Fマンションの基礎打設の様子です。
コンクリートは練り混ぜてから徐々に品質が変わっていき、品質確保のため練り混ぜてから打ち終わるまでの時間が外気温により決められています。品質や調合配分に加えて工場からの運搬距離も重要な施工計画のひとつです。
ミキサー車で次から次へと生コンクリートが運搬され、1日で基礎部分を一気に打設します。
打設したすぐそばから振動機を挿入して締め固めをし、その後に木ゴテで荒仕上げをしていく人、表面仕上げをしていく人、鉄筋を磨いている人と、コンクリート打設の日はたくさんの職人さんが現場に入ります。

1階床スラブの打設も終わり、先日、1階壁・梁の配筋検査を終えました。
次は1階壁の型枠を組み立てていきます。


基礎梁配筋検査

Fマンションの杭工事の様子です。
ボーリング調査結果から、地面から支持層の深さがわかり杭の長さを決めます。
杭の先端には羽根のような刃がついていてゆっくり回転しながら杭を支持層まで到達させていきます。
もうそろそろ支持層になるだろうという深さまで貫入した時にガガガとすごい音と地面に振動が走り、支持層である礫層に到達し食い込んでいく様子がわかりました。
下の写真は杭工事が終わり、基礎梁のための捨てコンを打ち墨出しが終わった状況です。

先日、基礎梁の配筋検査をしました。
鉄筋の径寸法、本数、ピッチ、定着の長さ、かぶり厚さ、組み方などなどを確認しました。
場所によって力のかかる度合いが違い主筋の本数が多くなっている基礎梁があるので、特に意識して図面通りに配筋されていることを確認しました。


工事準備

品川のFマンションの現場は着々と工事の準備が進んでいます。
既存建物の解体工事が終わった後の整地が終わり、山留め工事をしている様子です。
地上3階建てのRC造の構造で、支持地盤への杭工事から始まります。
離隔距離を考慮しながらも敷地いっぱいの計画のため、隣地境界線からギリギリの工事になる箇所もあり、また前面道路も狭いため搬入や施工に苦労する場面がありそうです。
もともと建物が密集して建っていたので、お隣さんも境界線からかなり近い位置に建っています。


地鎮祭

品川区で賃貸の集合住宅の計画が進行中で、先日地鎮祭を行いました。
品川にあります下神明天祖神社の宮司さんにお願いしたのですが、儀式の際に何度か笛をふく場面がありました。笛の音色が現場に流れたとたん、その場がとても神聖な空間になったように感じました。
いよいよ現場が始まり、いっそう気を引き締めていかなくてはという思いです。

基本計画にあたり、法規的なことから配置計画、プラン、意匠的なデザイン等はもちろんのこと、住戸数をいくつで計画するかを決めるために収支計画の点でも検討しました。
家族で住めるくらいの広さと間取りに決まり、断熱性能や設備等の仕様も含めて1住戸1住戸がとても充実したマンションになりそうです。