株式会社
一級建築士事務所
 
結設計
房総・岬の家
房総九十九里の海を見下ろす丘の上に建つ住宅です。パノラマに広がる海の景色をどのようにして室内に取り込むか、変形の敷地をどう生かすかをテーマに計画を始めました。海へ視界を広げる窓を持つ居間を中心に各室から見える海は時間の移ろいと共に様々な表情を見せ、日常の生活空間に変化をもたらしてくれます。
非常に風の強い地域であることと草原の丘に風景として馴染むように、平屋建てとして建物の高さを抑えました。重なり合う水平の庇と建物両側の垂直の壁とで全体を構成させた木造と鉄筋コンクリートの混構造です。
玄関ホールの天井スリットから差し込む光は、陽のさす時間で四季の移ろいを感じさせてくれます。
建物の中心となる居間の天井は他室より高くとり緩い勾配をつけて吸音仕様の小幅板張りとしました。外部の軒裏まで連続させることで視覚的に内外をつないでいます。
海と反対側に南側のテラスは芝生の庭と室内をつないでいます。居間と隣接する和室は南側に設け、陽だまりの中でお昼寝がしたいという建主さんの希望を実現しました。
居間と45度の角度で振った洗面脱衣室と浴室からも海を眺めることができます。海水浴から戻ったときは水着のままでデッキから室内へ入れるように脱衣洗面所の床も浴室と同じタイル張りとしました。
  車庫にはご主人の希望で木製シャッターを設置しました。車庫に面した書斎コーナーから車を眺めながらお仕事をして頂けます。
  少し急な坂を弓形に上るアプローチ。木々が根付いた頃には緑豊かな木々や花々が彩りを添えてくれることでしょう。

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