株式会社
一級建築士事務所
 
結設計
河内町の家
この家の依頼を頂いたのは14年の6月でした。ホームページで紹介できるまでにちょうど4年の歳月を経てしまいました。これは決して設計者が時間をかけ過ぎたのでも工事に手間取ったからでもありません。設計途中建て主さんの年回りが悪いということで1年ちょっと設計期間が延長になったり、工事途中下水の生放流が1年弱で可能になりそうだということになりその期日にあわせて完成を伸ばしたり、撮影もいっそ初夏までと半年待ったりということでここまで時間を要してしまいました。その間、世の中は不況だったり、事務所のスタッフの退職により交代もあったりと色々なことがありました。普通ならこれだけ伸び伸びになりますと事業そのものの継続に不安を抱くものですが、今回の建て主さんはそのような気を微塵も起こさせず、最初から最後まで絶対の信頼を寄せていただき何の憂いも無く楽しく進めることが出来ました。4年の歳月がたって完成してみますと自分の設計ディテールの考え方が少しずつ変遷していることに改めて気づかされます。
上:撮影を半年以上遅らせた間建て主さんが丹精込めて作り上げたお庭です。古くからの既存樹と新しい木々や花々を組み合わせとても美しく仕上がっています。
既存家屋の一部を壊しての建替で、西側に既存の家屋に通じる二階の渡り廊下が見えます。既存家屋の一部は新築の建物に入りきらなっかた荷物の収納と将来の家族変化に対応できるように残して使えるように計画しました。
庭から一階デッキ越しに眺めた南面です。小窓があるアールの壁面の向こう側は二階子世帯のオープンデッキです。
一階オープンデッキと既存母屋から庭に通じる踏み石のアプローチです。
玄関でポーチの上は北側にある駐車場屋根が延長して来ていて最上部が明かり確保のためガラスにしてあります。
玄関内部で事務所の定番的なところもありますが、右側壁面には階段室越しに明り取り用の内部のガラス窓があります。
親世帯の食堂居間です。
居間の吹き抜けです。
二世帯共用で使用できる客間です。
子世帯の居間食堂です。厨房の吊戸棚の上にはガラスが嵌め込まれ、その向こうは一階居間の吹き抜けに通じています。天井の小幅板は子世帯から親世帯の吹抜け天井に連続しています。姿は見えずともお互いの気配が伺い知れるようになっています。
キッチンに立って食堂居間方向を望んでいます。居間の南側には子世帯専用のデッキがありそこを通って既存の家屋に行くことが出来ます。

Copyright(C) 2006, Yui Sekkei Ltd. All rights reserved.
office@yui-sekkei.co.jp