七夕

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最近は一週間があっと言う間に過ぎ、あれっと一ヶ月、なんとなく半年が過ぎ、気が付くとゆく年くる年をミカンをほお張りながら眺めていると言うまさに”光陰矢のごとし”といった感じです。年齢からとも思えますが、最近の季節感のない時間の流れがそう感じさせているのかもしれません。今年もはや半年が過ぎ、七夕の季節となりました。小さい頃は「もっと大きくなりたい」(いつも一番前だったので)などとかわいい願いを短冊に書き、笹に結んでいた記憶がありますが、今では「もっと眠りたい…」などと最早夢のない願いを書く所も無く、通勤電車の中でいつの間にか実現している状況です。最近の子供達は何を願っているのかとふとショッピングセンターで見つけた七夕飾りを見てみると…”CO2削減” さとしくん!!君がこの国の総理大臣になるべきかも知れない。まぁ冗談かもしれませんが、しかしこれくらい意識すべき課題である事は間違いありません。運命の人と出会う事も一年間楽しく過ごす事もそして世界征服もこの地球温暖化の問題解決なくしては実現できないのでしょうから。話がそれましたが何しろ大切なのはこの環境を守り、残された自然を大切にし、ここで営まれる生活の中で季節を感じる事だと思います。排気ガスを気にせずに開け放しにした庭で笹飾りを眺め、素麺を食べつつ、スイカの種を飛ばしながらゆったりとした時間を過ごしたい、過ごす為の背景となる家を創りたいなと”CO2削減”の短冊を見ながら思いました。(石井)