日常のバリアフリー

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(前回のつづき・・・)8月末に人生初の骨折をしました。後ろを向いた状態で歩き始めて20cm程の段差に気づかず転倒し右足をグキッ。「ここは危ないんですよね?。」というお店の方の言葉から察するに恐らく転倒者の前例はある模様・・・。捻挫で済まなかった点は骨への自己管理不足といったところでしょうか。(※ちなみに写真は転倒場所ではありません。)幸い自宅のある用賀駅から事務所に近い水天宮駅までは乗り継ぎ無く電車1本で行き来できる上、両駅は地上から改札、ホームまでエレベーターが設置されているので不便無く通勤できました。朝の満員電車でも席を譲って頂いたり、「松葉杖で大変だろうけど気をつけてね」と声を掛けて頂いたり。今回の怪我で多くの方々の優しい心遣いに接し、日常においても小さなきっかけで「バリアフリー」になれると実感しました。7週間の松葉杖生活を終え足もほぼ完治した今は「バリアフリー」の状態を保つべく「リハビリ」を続けていきたいと思っています。設計に携わる者としては物理的な「バリア」も極力無くすようにこの経験を生かそう!と心に誓う今日この頃です。(中嶋)