新幹線が出て行く!

お盆の墓参りで13日新幹線に一人乗ろうとした時でした。当然予約は取れませんでした。クーラーの故障で熱帯夜3日ほど寝不足の体を引きずって10時58分発の列車に乗ろうとごった返す人ごみの中10時15分から汗だくで並び何とか席をとることが出来ました。

本と着替えと自宅からのお土産入りのデイバッグで座席を確保し、隣の方に弁当を買ってきますと言って列車から出ました。暑くて余り食欲もなくおいしそうなものをと探しましたがすでにありません。しょうがなくさばの押し寿司を購入して列車に乗ろうとしたら

列車がいない!

ホームのはるか先頭の方を走っていく後姿がかすかに見えるだけです。一瞬頭が真っ白になりました。お土産はどうする?着替えは?書籍は?大事なものはなかったっけ?さあどうする?

改札に行き、先に行ってしまった列車に連絡を取ってもらい、待つこと12,3分、連絡ないので急きょ先に出た新幹線を途中追い越す列車に乗ることにしました。

指定席がないのでデッキに座り込むしかありません。手にはさばの押し寿司一個だけ、デッキで食うわけにはいかず、外の虚ろな風景をドアの窓越しに眺めること2時間、途中車内放送で呼び出しあり、赴いて聞くと途中の追い越す駅のホームの事務室に保管しておくとのこと。その駅でデイバッグを確保し追い越された最初の列車に乗り初めは立ち席でしたが途中で何とか座ることが出来ました。ようやく食べられた押し寿司の真夏のせいもありそのすっぱいこと、くたびれた夏休みの愚行の顛末です。(藤原)