荒々しい現場・これからの現場

杉並区と足立区で現場が進んでいます。

杉並区の家は、地下1階・地上2階建てで、地下は鉄筋コンクリート造 (以下RC造)・地上は木造です。
敷地が前面道路から約2m上がった高さにあるため、その高さを有効活用し、地階に玄関と車庫を設計しました。そうすることで、2m分上がることなく屋内にすぐに入れるため雨の日などは便利だと思います。
ただ、高さ規制には凄い苦労し一筋縄ではいかなかったので、ここまで来れてホッとしています。

RC造は、型枠やらサポーターなどが立ち並ぶため、荒々しい感じが伝わって来て、「現場は生きている」と強く感じます。
以前に11階建ての賃貸のマンションを設計しましたが、その時も荒々しさを感じ、自分としては現場の荒々しさ(緊迫感とでも言いましょうか)が良いなと感じました。その気持ちは今も同じで、この荒々しさに慣れるとちょっと危ないような気がして、少し安心しています。

車庫の上からの夕日が綺麗でした。
車庫の上は庭になるので、実際に緑がある時にこの様な夕日を見れたらもっと綺麗なんだろうなと思い、建ち上がっていくのが凄い楽しみです。

足立区の家は木造2階建てです。
敷地の前に広い公園があり、緑が多くあるので、その景色を生かした設計をしました。

先月末に、地鎮祭を行い、これから現場が進んで行きます。2人のお子さんが元気で、内覧会でつい子供達とはしゃいでしまい、自分も一緒に注意されてしまいましたが(笑)、子供と居ると日々の雑多を忘れることができて、凄いリフレッシュになりました。