釜石鵜住居ラグビー復興スタジアムの持つ意味1

木質諸室が鉄骨やぐらに装着される前の木製ルーバーのみのやぐらの写真

写真は釜石鵜住居復興ラクビースタジアムの木造諸室が鉄骨のやぐらの中に建築される前のものです。仮設の観覧席もまだできていません。上の写真の手前のエントランスの公衆トイレ棟は私たちの設計です。このスタジアム建設の前に、これまで三陸沿岸の宮古や山田町、大槌町の応急仮設住宅や集会場、KDDIの災害支援の一環のバス停の待合室やベンチの建築、数件の個人の再建住宅、森林組合事務所等々、復興のお手伝いをさせていただく機会をいただきました。

再建された個人住宅
釜石の町中のバス停の待合所

これらの建築に関わっていた時被災の跡がどんどん変わっていく途中で、ある意味何もないところに何かあるところにしていく作業でした。それがどこに行くのか分らず通っていたような気がします。まさに復興途中でした。