釜石鵜住居復興スタジアム「木造施設棟」


釜石鵜住居復興スタジアムは、釜石市の復興のシンボルとして、震災で被害を受けた旧鵜住居小学校、釜石東中学校の跡地に建設されました。
「震災の記憶と防災の知恵」を次世代に伝える役割を持つスタジアムです。

結設計では、釜石のラグビースタジアムの木造部分の施設を担当しました。
地元釜石産の木材(釜石市尾崎半島林野火災被害木)をふんだんに活用した施設となりました。
トイレ棟(5棟)
W杯用のラウンジや大会運営本部室などの木造施設棟(8棟)

スタジアム観客用のトイレを木造のFSU工法で作った、木でいっぱいのトイレ棟と、スタジアムの幕屋根を支える鉄骨「やぐら」の中に、ラグビーワールドカップ用のラウンジや、大会運営本部、インタビュールーム棟を同じくFSU工法で建てました。

ラグビーワールドカップ2019日本大会では、9月25日にフィジー対ウルグアイ戦、10月13日にナミビア対カナダ戦が開催されます。

釜石鵜住居スタジアム公式HP
https://kamaishi-stadium.jp/

釜石地方森林組合のブログ記事
(木造トイレ棟と木造ラウンジ棟などで使った木材のことなどが詳しく書かれています。)
http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=216 ルーバー設置開始
http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=231 木製シートについての記者会見
http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=288 木製ラウンジ工事の進捗
http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=296 木製ラウンジ完成!
http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=315 仮設スタンドも完成!

スタジアム来客者用のエントランスを兼ねたトイレA棟

スロープで、客席とつながっています。

鉄骨「やぐら」の中に建てたラウンジ棟。




トイレB棟

トイレC棟