中山の家


漆喰壁の白い家です。
敷地は、南に向かって傾斜した地形に雛壇状に造成されていました。
南側・西側には隣家があり、1階は暗くなることが考えられました。そこで、家族が集まるリビング・ダイニングを明るい2階に配置して、1階には寝室と個室を配置しました。玄関ドアの両脇にガラス窓を設け明るい玄関になっています。
2階のリビングの東南の角には、コーナー窓を設け視線が抜ける道路越しに借景の緑がみえます。工事中に現場でコーナー窓の腰壁の高さを調整して、道路からの視線が気にならないようにしました。
リビングの北側には、ちょっと寝ころんだり、パソコンで作業をするスペースとして書斎を兼ねた畳コーナーを設けました。4帖ほどのスペースですが、ちょっと寝ころべるスペースがあると良いですね。
キッチンカウンターの前には立ち上がりを設け、リビングとダイニング側からキッチンを見ると、カウンターの上の調理器具・鍋等が見えません。
ダイニングからつながるデッキは、2階の庭のようなスペース。このデッキで夏には家族皆さんで食事をされたそうです。
浴室は2階に設け、明るい空間になっています。
夜、帰宅されるときにリビングのコーナー窓から漏れる明かりを見ると、ホッとされるそうです。
ブログでも紹介しています。

所在地:千葉県市川市
家族構成:夫婦、子供2人
構造:木造2階建て
敷地面積:151.16m2(45.72坪)
延床面積:119.24m2(36.07坪)
施工:株式会社みくに建築
担当:藤原・加藤