カテゴリー: 石井

Change has come

春一番が吹き荒れ、いつの間にか春がやって来ました。早朝まだまだ寒く寝坊気味ではありましたが、お天道様も早めに昇ってくるので散歩も少しずつ早めていかなくてはなりません。散歩道では木の芽が吹き、白梅が咲き、まさしくわが世と気持ち良さ気にハル(うちの犬)もテクテク歩きます。
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今はお昼寝中です。気持ち良さそうですなぁ。

今年もちゃんと春が来ました。温暖化しているのか寒冷化しているのは判りませんが、心配しなくても春はやって来るのですね。景気もきっとそうです。来るものは来るし、今が良ければ悪くなり、どん底ならば明るく暖かくなるのでしょう。何しろ留まらないのです。アメリカ”Change has come”もごく当たり前の事、世界中どこでも”Change has come”です。きっと皆さんのそばでも・・・。
と言う訳で、私も人生の”Change has come”(と言うか中学進研ゼミ以来のchallenge!!)。居心地の良い【結設計】を退職し、個人の事務所を立ち上げる事になりました。と言っても大した事ではないのです。役所に書類を出すと立派なシャチョーさんです。大事なのはこれからどう”Yes We Can”をかたちにするのか…、期待と不安でいっぱいです。ただただまずはお世話になりました建て主様、協力業者様、そして結設計の皆様にご報告させて頂きつつお礼申し上げます。

大変お世話になりましてありがとうございました。開設場所は千葉市 石井設計室 とシンプルに事務所名も決定しました。そして今後とも宜しくお願い致します。


半吉ってしってますか


おみくじは毎年引いています。何故かと言えば何となくです。今年も成田山新勝寺で初おみくじを引いてみました。[半吉]…って微妙な結果。そう言えば何だろうこの半吉って見た事無いですね。特にお正月は大吉増量中との噂の中、生涯初めての半吉を引いたのはかなり意味深そうです。でも各項目毎に細々書いてあるほぼ嬉しくないお言葉に恐れをなして境内に括り付けて来てしまいました。とにかく今年は堅実に着実に慎重に事を運んでいくのが良いようです。

そして何となく奈良漬を買って、

鰻を食べて年明けの恒例行事終了です。
最近こういう季節を感じる行事が重要だと気が付いてきました。年のせいです、きっと。


そしてたまに海を見る事も良いようです。気分がリフレッシュしますね。泳げないけれど…。


秋の千葉


なかなかの眺めです。秋の養老渓谷。先日家族(奥様と犬一匹)で紅葉を見に行ってきました。行楽シーズンと言う事もあり、かなり混雑していましたが、都心から近く(我が家からだと1時間程度)、足湯などもあり、近くには鋸山・マザー牧場・海の幸・・・これだけ楽しめるスポットがあるなんて、とてもラッキーです。ちばみしゅらん☆☆☆ですね。休日の家族サービスにもってこいです。

こちらは帰りに寄り道した小さな美術館。 as it is という、その名のとおりの美術館です。普段私達が設計している住宅と同じような容姿の建築ではありますが、それとは違った条件の中出来上がった建物とその空間は、静かで居心地の良いオーラのようなものに包まれていました。こちらもこれからの時期おすすめのスポットです。


九州紀行


おいしそうです。大分は関東より暖かいためか取れる海老も大きいようです。空港のベルトコンベアには特大の海老が廻っており、旅行客をの心を満たします。先日九州大分を墓参りをかねて訪れました。少ない時間ながらとても楽しめましたのでちょこっとご紹介いたします。

まずカマキリ。大分生まれはビッグサイズです。東洋一といわれた日本鉱業の煙突の側で出会いました。この煙突の前面に広がる海が超高級魚関アジ・関サバの取れる豊予海峡です。生まれてこのかたこの高級魚を食べたことはありません。

そして国宝臼杵石仏。ありがたいお顔です。九州は元々大陸に近い大都会。影響を強く受けているせいか石仏(磨崖仏)・仏寺が多く点在しています。臼杵石仏はその中でも日本最高峰の古代石造彫刻の里との事。地元千葉の鋸山で(日本最大の)石仏を見ていたせいもあってすごく大きいのか想像していましたがそうではなく由来と出来が一級品なのですね。特産のお菓子も出来がよく、すっかり臼杵煎餅のファンになってしまいました。生姜味で独特の風味ある銘菓です。今回も事務所へ土産に持って帰りました。

そしてこちらはナイアガラ滝似の原尻の滝。日本の滝100選に選定されているそうですが、訪れるまで全く知りませんでした。滝巾120m、高さ20mでホ?ウという迫力です。ちなみに本家ナイアガラの巾670m、高さ54m。縦に2個積んで横に6個並べた感じでしょうか。イメージ湧かないですが・・・。いつかきっと見に行ってみたいと思います。


羽虫がすごくて目も開けていられなかったのですが、この岡城がすごい。今まで見た城(跡)のなかで一番感激しました。明治維新時の廃城令で廃城となり、明治4年城内の建造物は全て破却されてしまい大変残念ですが、個人的には世界遺産級です。マチュピチュを彷彿とさせます。とにかく素晴らしい石組み(石垣)。瀧廉太郎の「荒城の月」のモデルになったといわれ、とてもいい雰囲気の漂う史跡です。九州一番の超ウルトラスーパースペシャルお薦めスポットです。(事務所所員によると私自身がこう言った石組みに敏感反応するのではとの事。他の人が見たらたいしたことないのかなぁ)

こちらは行く前一押しスポットのつもりで訪れた高千穂峡。観光客が多くてボートにも乗れず、昼食も失敗してしまったせいか思っていた様には感動せず、消化不良気味。近くの高千穂神社と天岩戸神社を駆け足で通り過ぎ・・・。


今度は国東の宇佐神宮。全国4万社余り、八幡宮の総本宮で本殿は国宝です(やはり近くまで行って見れませんでしたが・・・)。なぜか一之御殿、二之御殿、三之御殿と賽銭箱もそれぞれ並んでいるので一応順番に拝んできました。霊験あらたか、ご利益ありそうです。つづいて

最後に富貴寺。日本の風景と言うか・・・雰囲気ありますね。宇佐神宮の後なのでかなりギャップがありますが、こう言う感じは落ち着けて好きです。何となく奈良を思い出しました(宇佐神宮が京都で)。本堂は国宝で近畿地方以外に所在する数少ない平安建築のひとつとして貴重な存在(阿弥陀堂)です。

九州紀行いかがでしたか。まだまだ行きたいスポット沢山ありました。温泉も良質ですし。是非お出掛けください。


火事です、火事です

午前八時〇二分 きな臭く、黒煙が立ち上がっている。消火は始まっていない。見る間に屋根が焼け落ち、隣家の屋根が炎に覆われてとうとう燃え移ってしまった。隣家では家財を運び出し始めたが、反対側の隣家は不在のようで炎のなされるがまま。火元の家人は携帯電話を耳に押し付けているが、一向にサイレンが聞こえてこない。後に聞いた話ではパニックになって通報できず、知人に電話を掛けていたらしい。隣近所ではもちろん通報済だと思い込んでおり、まだかまだかと呆然と黒煙を見上げている。何しろ歩いて五分の所に消防署があるのだ。ようやく始まった消防隊の放水で火の勢いは衰えたが、火元の家は全焼。その隣も屋根が焼け落ちほぼ全焼状態。反対隣は比較的建物が離れていた為壁と屋根が融け、焦げた程度で済んだが放水による家財の被害は免れなかった。

実際に現場に居た訳ではないので多少事実と違っている部分もありますが、大変残念な出来事で、また明日はわが身に降りかかる災難かもしれません。その時頼りになるのは火災保険ですが、今回の火災で気になる事が…。
隣家の火事で、自分の家が燃えてしまった・・・のに、火元の家主に損害を賠償してもらえないらしいのです。全く落ち度が無いのに自分の保険で対処しなければならない・・・もし、保険を掛けていなかったら・・・全てが燃えて何も無くなっただけで途方に暮れるしか無くなるかもしれないのです。何故なのでしょうか。それは日本独自の住宅環境に理由があるそうです。密集した木造住宅に火災が発生した場合、広範囲に延焼して失火者の賠償能力をはるかに超えて損害を出してしまい、自宅を失った上類焼先の損害の責任を一人に負わせてしまうのは酷であるからだそうです。何となく聞いた事はありましたが・・・、でも被害を受けた側にとってもかなり酷な状況ですね。火事の状況「過失」にも因るようですがよく肝に銘じておかなければいけません。
調べついでにもう一つ為になる情報がありました。もちろんご承知の方が多いと思いますが。
旧式(平成15年以前の長期保険)の火災保険ですが「時価契約」になっていて家屋価値があまり無い場合(木造では新築以降年に約2%ずつ減価していきます)、その分の金額が差し引かれて保険料が支払われます。5000万円で建てた家に5000万円保険を掛けても火災時の時価が3000万円だと最高で3000万円しか支払われないのです。元の家に戻らないのです。3000万円の家に5000万円の保険を掛けているかも知れないのです。そんな事にならない様に再度証書を確認した方が良いようですね。
調べていくと・・・かなり奥が深いようなので今回はここまでです。


野球


先日プロ野球を観戦しました。東京ドーム日ハム対千葉ロッテ戦です。小学生の頃に2度神宮球場で観戦に出掛けたのですが2度とも雨で試合が中止となり、それ以来縁が無く今回が生まれて初めてのプロ野球です。頂いたチケットだった事や2チームの中で知っているのが森本稀哲選手一人だった事もあり、観戦中の身の処し方が分らず大興奮とはいきませんでしたがワクワクドキドキ感を久しぶりに味わう事ができました。たまには良い事です。そう言えばあまりこの様なスポーツ観戦等に出かけて事が無いなぁ…Jリーグも見た事ないし、コンサートは松田聖子1回きりだし…。今回もドームの膜天井を見上げてばかりいました。もう少し色々見て廻れるよう心掛けたいです。
それにしても…観戦中一番ハードに動いていたのはピッチャー・キャッチャーと、売り子の女性たちでした。あのドームの急な階段をボトルを背負いながら笑顔を絶やさず昇り降りしている姿に一番驚かされました。私にはもう出来そうもありません。

お散歩以外あまり出掛けないので柴犬のハルも諦めモードでへんてこなポーズで拗ねております。


まめ豆知識

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千木:ちぎ と読みます。屋根の上についているバッテン状屋根部材です。先日訪れた出雲大社でもあちこちで見る事が出来ました。何となく気が付かないのですが、実は千木の先端は垂直に削いだ外削ぎと、水平に削いだ内削ぎがあります。出雲大社(写真)の場合は外削ぎで、これは祭神が男神を示しており、女神の場合は内削ぎになります。また丸太のような”重し”状の部材は鰹木:かつおぎ と言いまして、棟押さえの補強部材が装飾的に用いられるようになった物と思われます。見た目そのまんまのネーミングです(諸説ありますが…)。鰹木の本数が奇数の場合は男神、偶数の場合は女神を祀っている事を示していると言われています(厳密ではないようでが…)。ちょっとした違いですが注意して見るとそれだけでも新たな発見や楽しみが増えます。早速近所でも試してみてはどうでしょうか。(石井)


いつぞや

昨年10月から事務所のマスコットとして成長を続けている「黒松」。”スタッフに癒しを…”と育て始めたのですがあまりに成長が鈍くなり、ブログ上から姿を消してからはや半年。一応現時点でその雄姿をお披露目致します。

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半年前の写真だと思われるかも知れないのでアップでも撮影しました。

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松はやはり松。しっかり松葉となっていますが、何しろここまでだいぶマツ事になりました。何気なく道端や海岸に生えている松も同じ松。ちょっと見る目が変わります。来年の今頃はどれくらいに成長しているのでしょうか。請うご期待!!!(石井)


水郷佐原へ

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千葉県民を三十数年勤めておりますが、佐原を訪れたのは初めてです。焼きに拘った鰻を食べ、古い町並みを見て廻り、水生植物園で菖蒲とミスあやめを鑑賞し、一番印象に残ったのはこれです。

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すばらしい。佐原の立地をさりげなく、小粋なセンスで何気なく、押しは強いが自然な命名「佐原銘菓ちばらぎ」。まさか商品名にしてしまうとは。残念ながら購入は見合わせたのですが、佐原の雰囲気が伝わってきました。そしてこんな看板も・・・。

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町並み保存の意識の現われでしょうか。すこし微笑ましい感じです。半日の観光でしたがかなり楽しめました。それにしても・・・鰻待ち1時間、水生植物園から帰りのバス待ち1時間、佐原駅から帰りの電車待ち1時間、半日のうち半分待っていた様な気がします。次回はしっかり計画を立てたいとしみじみ感じました。

最近どこの観光地を訪れても感じるのですが、古い町並みや風俗・祭りが賑やかで、それを支えているはずの現在の町がシャッターを降ろしている。人が溢れ、活気漲る、そんな風景は現在の町に、今の生活に再現できないのでしょうか。(石井)


朝からドキ土器

早朝犬の散歩に出ています。朝からご機嫌、間違いなく六時前ちゃんと起きて胸の上に脚を掛け、顔を舐められると起きざるを得ません。睡眠不足気味でしんどい面もありますが、それでも色々いい面もあります。

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まず何しろ気持ちいいです。最近特に爽やかで草花や空の雲を見ながら(雲が好きなのです)30分程度歩き、それなりにお腹が減るので朝ごはんをしっかり食べる様になりました。

また散歩途中の畑は貝殻混じりの土で、茶色い陶器片も一緒に混じっています。拾ってみると・・・恐らく縄文式土器。

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そういえばここは有名な加曾利貝塚そばの丘。混じっていてもおかしくないなぁと拾い始めたら・・・結構集まってしまいました。

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どうでしょうか、縄文?ですよね。江戸時代に縄文を施した陶器を作っていたかもしれませんが、やはり数千年前の縄文式土器・・・のはずです。昔の人々の手や生活が感じられるこう言った遺産は例え江戸時代の物であっても何ともいえない思いが胸に込み上げてきます。朝からドキ土器です。(石井)