計画案が決まって、基本設計が終わった段階では、まだ決まっていないことがたくさんあります。これらは、基本的には実施設計で細かく決めていきますが、具体的なかたちにしていく工事現場でも検討が必要な場合があり…
投稿者別: 藤原
”鎌倉の家”の中庭の取り方がほぼ決まった案です。 前の案で、敷地の北側に建物を寄せた案を考えてみましたが、西側の明るさの取り方と開放性、プライバシーを守る方法が問題になりました。 また、北側に建物を寄…
敷地が変わって最初の計画案です。 敷地の東側は、建築中の隣家の影で暗くなることは確実でした。(この敷地を確認した頃にちょうど住宅建設の工事がはじまったところでした。) 敷地の西側には細い道路があり、そ…
”鎌倉の家”の最初の敷地における計画案です。 ”真間川の家”を基本形としながら、この敷地だから出来るプランになっています。 「”真間川の家”のように中庭がある明るい空間が良いね」という建主さんの言葉を…
”鎌倉の家”の建主さんが最初購入された土地は、茅ヶ崎の旗状敷地(上の写真)でした。 この土地の購入前に相談があり、建主さんから「この敷地でも”真間川の家”と同じような住宅が建つでしょうか」と、この土地…
<昨日のつづきです> 建て主さんがモデルとして選んだ事例が2年ほど前に設計して建てた、”真間川の家”でした。 ”真間川の家”に何度か一緒にお邪魔し、かなり熱心にそこの建て主さんにお話を聞かれていました…
設計者との家づくりで難しいのは、建て主の意向の伝え方、特にデザインセンスに関するするような部分の伝え方です。 私どもに依頼される住まいは、建て主さんの具体的意向どおりだけで建てたら満足していただけない…
今日は地鎮祭でした。 最近の地鎮祭はシステム化していて執り行う神主も手馴れた感があります。しかし今日は仏式でした。過去数回しか経験ありません。 経典(?)には地鎮祭という字ではなく地神際と書かれてあり…
下職さん同士が殆ど顔なじみの現場と、メンバーが代わってばかりいる現場とでは和やかさ違う気がします。 顔なじみ同士ですと会話と笑顔が多く、作業も自分のことだけでなく、前後に関連する下職さんへの配慮もしな…
現場がどんどんシステムに置き換えられています。このような状況でのものづくりは単なる作業になってしまい、楽しくなる高揚感は期待できなくなりつつあります。これは建築現場だけでなく、教育現場、職場、居住環…