敷地の選定が住宅のあり様の殆どを決定してしまうことがあります。
今回の場合はそれに当たります。
かなり急な斜面になっている、造成前の開発予定地を、どこの区画を購入するか、建て主さんと一緒に見に行って、購入予定地を決めました。建て主さんが希望する斜面の上の高い価格の土地ではなく、比較的安めの土地を推薦しました。
道路からちょうど一階分低く造成される予定の土地です。南西向きの斜面で、その前には隣家は建ちようがなく、東側が林で、プライバシーも確保でき、見晴らしのよい敷地になることが開発予定の図面からも見て取れました。
その開発予定の敷地を見た瞬間に、住宅の大体の構成がイメージできた家です。
所在地:東京都多摩市
家族構成:夫婦、子供
構造:木造
敷地面積:320.73m2(97.02坪)
延床面積:108.19m2(32.72坪)
施工:西野工務店
担当:藤原・青島