投稿者: 藤原昭夫

お盆行事

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義父の初盆ということで、普段家のことを何もしてくれない、という評価を多少挽回すべく、盆飾りの手伝いをしてきました。そんな中写真のようなものを始めて見ました。近所の方が手伝いに来て、作ってくれたものらしいです。仏さんが、間違わずに自分の家に辿り着くように飾るのだそうです。真ん中の柱の上のランプのようなものは中に蝋を入れて13に日に火を灯すとののことです。昔は門のそばに二階建て屋根より高く立てたそうです。亡くなった人への思いと絆がそうさせたんだろうなと想像できます。初盆入れて3年続けて立てたそうですが、今は二年だけ、しかも二年目は一本だけのようです。
たぶん、各地の迎え火の替りなのでしょうが、各地いろいろな形に変化しているものなのだと、興味深く見てしまいました。
ちなみに今回手伝ったのは、下の写真で、仏壇の新盆用の前飾りの竹と斑入りのススキを裏山から取って来て、束にして前机の足に固定し、竹の上に縄を回し、ほおずきを載せて作るとのことで、よくわからないまま、お義母さんの指示の元、息子と作りました。
墓に迎えに行くとき息子に、このような形の行事はだんだんなくなって行くんだろうな、と言われ、確かになくなって行くだろうけど、はたしてその代わりの、文化として残るほどに、絆や拘れるものを、自分たちは今後作れるものなのだろうか、考えてしまいました。たぶんバレンタインデイのチョコや、クリスマスケーキのように、仏壇の脇にある銀の蓮の葉の飾り物のごとく、商魂たくましい業者に支えられたものが、形だけ踏襲されて残るのかも知れないと思ってしまいました。本物の竹やススキは間違いなく消えるのでしょうが、でも私には銀の蓮の飾り物を飾る前の方が自然でさっぱりしていて、美しいように見えました。
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大宮の家 内覧会無事終了

先週末、大宮の家の内覧会が無事終了しました。
当日は天気にも恵まれとても良かったですが、暑過ぎるくらいでした。

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内覧会を開催させていただき、建築主様にはお礼を申し上げます。
また暑い中お越し頂いた皆様、ありがとうございました。


大宮の家 今週末内覧会

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今週末に内覧会を行う、大宮の家の工事中の写真です。
写真は、玄関三和土とアプローチに玉砂利洗い出し仕上げの左官工事中の時です。
石は那智黒という石で、下地のモルタルを塗ってから、職人さんが1つ1つ石の形を見て使える石を選びながら、バランスを見て1つ1つ敷き詰めていきます。
とても手間のかかる作業です。
石を敷き詰め終わりましたら、上からモルタルを塗り込み、表面だけ洗い出して仕上げていきます。
下の写真が、仕上がった状態です。
左官職人さんはどんどん減っているようで、このような仕上げは段々貴重になっていくのかもしれませんね。

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大宮の家は、今週末の内覧会を予定しております。
住宅の性能は、長期優良住宅の認定を取得していて、耐震等級3です。
暖房方法は、基礎に夜間蓄熱させる蓄熱冷暖房という方法です。冬は、足元からゆっくりと柔らかい暖かさがあります。
外部の仕上げはサイディング張りと左官塗り仕上げの2パターン、内部にも左官塗り仕上げや和紙貼り仕上げの部屋もあり、見学に来ていただいた際には仕上げの違いを見比べることも出来ます。

内覧会は、プライバシー配慮のため予約制とさせていただいております。見学希望の方は事例案内申し込みフォーム、または結設計宛にメール・FAXにてお気軽にお申し込み下さい。
お申し込みの際には、「大宮の家内覧会参加希望」と明記して頂き、住所、氏名、連絡先、参加人数をご記入下さい。
参加申し込みのご連絡を頂いた方に、詳しい住所などをお知らせいたします。

■開催地:埼玉県さいたま市大宮区
■日時 :2014年8月2日(土) 午後2時30分~ 
■最寄駅:JR大宮駅より徒歩で20分ほど(タクシーで約10分)
■申し込み先
事例案内申し込みフォーム
e-mail: office@yui-sekkei.co.jp
FAX:   03-5651-1934


現場の気遣い

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工事初めは土足で歩き回っていた現場も、工事が進むにつれ土足で内部を歩き回るという事はもちろんできなくなります。現場で長く作業する職人さんは自分の内部用履物を用意して作業していますが、自分の履物の用意がない人のために大体の現場では共用で使えるスリッパを用意しておいてくれます。
スリッパは、使いやすく気付きやすいように大体玄関の上り框あたりに置いてあることが多く、その置き方は脇にまとめてあったり段ボールに入れてあったりと様々です。

少し前の写真ですが、豊川の家の現場では写真のように玄関ホール横の壁にスリッパ掛けが作ってありました。
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柱に端材を打ってスリッパを引っ掛けられるようにした単純なものですが、来た人が一目でスリッパの存在に気が付くことが出来、使いやすく、床に物を置かないで済むという現場の気遣いを感じました。


アガパンサス

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アガパンサス、最近、ようやく名前が憶えられてきました。梅雨の今頃街並みを和ませてくれます。数年前に教えてもらってもすぐに忘れ、翌年には名前が出てこない。咲く時期なるといつも思い出せず、記憶力の無さにコンプレックスを感じさせられてきました。
ですが、最近自分に朗報となる本を見つけました。「知性を磨く」田坂広志氏著作の本です。
そこには、答えのある問を、早く正しく見出す能力が知能であるとのこと。ということで、自分の場合知能は低いことになります。ですがその低い者にとって朗報なのです。そこには、だが答えの無い問に問い続ける能力が知性である、とあります。自分の場合、住宅設計という仕事柄、殆どの与条件は、要望する床面積の割に、建蔽率、容積率が不足しているとか、予算の割に要望される仕様やグレードが高かったり等、常に矛盾を孕んでいることが多いのです。その矛盾する条件のまま、答えの無い問を求めつづけて、何とか結果として依頼者に矛盾なく、納得できるものを実現提示することが仕事です。常に答えのない問を、問い続けてばかりいます。この能力だけは、人には負けないと自負しています。
知能の高い人は、答えのない問には、割り切ることで答えを出そうとするとのことです。その場では答えのない問であることは明らかで、誰もがしょうがないと思えます。決して間違ってはいません。しかしこうした判断の奥にあるのは、楽になりたいという思いがあり、その精神が割り切りに流され、深く考えられず、答えのない問を問う力「知性」を衰えさせていくというのです。その本には、では割り切りせずに迅速な意思決定ができるのかという問いには、「割り切り」のこれで行くしかないという受動的回答ではなく、これで行こう!と「腹を決め」という能動的意思決定をするとのことで可能であるとのことです。割り切りでなく、腹きめの場合は心が楽になっていないません。割り切りは心が楽になっているから間もなく忘れます。腹きめの場合は、心が楽になっていないので、決めた対象を心に抱き続けます。心理学者の河合隼雄さんが、愛情とは関係を絶たぬことである、というように、愛情を抱き続ける精神的エネルギーこそが、知性を磨き続けるということです。
最も、自分がアガパンサスの名前を思い出せないでいるのは、決して応えのない問を探しているからではなく、単に、記憶力が衰えていて、思い出せないでいるだけでしかありません。知性を磨いているからでも何でもなく、全く言い訳にはなりませんね。
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サボテンの花

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夕べ、ベランダのサボテンに花が咲いた。夜の12時には咲いたようだから、もうすぐ萎れて散ることだろう。「花の命は短い」の究極かもしれない。一夜飾りではないが、月下美人と同じで、いつ咲くか分からず、咲いたことすら知らないかもしれない、儚い花だ。
最も花にしてみれば、人間のために咲いてんじゃない、余計なお世話、なのかもしれないが。
遠い昔イランやイラクを乗り合いバスで旅行していたことがあった。辺りに緑の全く無い砂漠地帯で、自然そのものが敵としか思えない地帯の、人さえ通わない、あんなところで咲いて、誰にも見られずに一晩で散っていくのかと思うと、なんかいとおしい気持ちにもなる。下の写真の花の咲き方見ても、何となくこちらに哀願しているように見えません?

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大宮の家 内覧会のご案内

大宮の家は6月末に竣工・引き渡しを終えました。
建主様のご厚意により8月2日(土)に内覧会を開催できることになりましたのでご案内致します。
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大宮の家は、ご夫婦と小さなお子さん2人の4人家族の住まいです。
敷地が南北に長いため奥行きのあるプランになってしまいましたが、夏でもなるべくエアコンを使わないで生活できるような「風通りの良い家」と「明るい家」を熱望され、採光と通風に考慮して下屋部分や中庭を設け、間仕切り壁に風の通り道を作ったりといろいろな工夫がされています。

キッチンにもこだわり、壁側にI型の収納も含めた製作キッチンと、反対側には収納付きのアイランドテーブルからなるキッチンです。
食洗機はシンク近くの下に、オーブンは目の高さから少し低いくらいのちょうど使いやすい高さに組み込みました。電子レンジ、炊飯器など家電製品を置くスペースも確保され、間口が狭く奥行の深い収納としては使いづらいスペースには、下から上まで引き出して使える収納を取り付けました。

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住宅の性能は、長期優良住宅の認定を取得していて、耐震等級3です。
暖房方法は、基礎に夜間蓄熱させる蓄熱冷暖房という方法です。冬は、足元からゆっくりと柔らかい暖かさがあります。
外部の仕上げはサイディング張りと左官塗り仕上げの2パターン、内部にも左官塗り仕上げや和紙貼り仕上げの部屋もあり、見学に来ていただいた際には仕上げの違いを見比べることも出来ます。

内覧会は、プライバシー配慮のため予約制とさせていただいております。見学希望の方は事例案内申し込みフォーム、または結設計宛にメール・FAXにてお気軽にお申し込み下さい。
お申し込みの際には、「大宮の家内覧会参加希望」と明記して頂き、住所、氏名、連絡先、参加人数をご記入下さい。
参加申し込みのご連絡を頂いた方に、詳しい住所などをお知らせいたします。

■開催地:埼玉県さいたま市大宮区
■日時 :2014年8月2日(土) 午後2時30分~ 
■最寄駅:JR大宮駅より徒歩で20分ほど(タクシーで約10分)
■申し込み先
事例案内申し込みフォーム
e-mail: office@yui-sekkei.co.jp
FAX:   03-5651-1934


武蔵野の家 地階・基礎 配筋検査

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地下RC造の基礎底盤と壁の配筋検査です。
地上階だけの建物でしたらコンクリ―トを打つ回数は基礎底盤と立ち上がりとで2回(場合によってはいっきに1回)ですが、今回は地下がありましたので地階底盤、壁、天井スラブ、1階基礎底盤、立ち上がりと5回に分けてコンクリートを打ち、その都度養生期間も設けますので工期はその分長くかかります。
下の写真は、地階の天井スラブ(1階の床)になる部分です。

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配筋検査では、毎回コンクリート打つ前に鉄筋の径、本数、ピッチ、かぶり厚さ等が図面通りになっているかを確認します。

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外断熱にしていますので、外部と接する地階と1階の基礎底盤の下には断熱材を敷きます。
水色のスタイロフォームが見えていて、ちゃんと断熱材が敷かれていました。


大宮の家 仕上げの時期

大宮の家は、今月末にいよいよ竣工です。
引き渡しに向けて最終仕上げの段階になっています。
1階リビングの上は吹抜けになっていて、風が抜けるようにと、2階奥の部屋まで筒抜けにしました。

連日の雨で、なかなか外構工事が進まなく苦戦しています。
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建て主さんとの打ち合わせは、現場が始まってからは現場で見ながらすることが多く、可愛らしいお子さんたちも来ています。
見ているとヒヤっとする場面もありますが、とても楽しそうです。
どこでも遊び場に変えてしまい、なんでも遊び道具にしてしまう能力は素晴らしいです。
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西八王子の家 内覧会は今週末

西八王子の家は、今週末7日(土)内覧会です。
先日完了検査と引き渡しをしました。延床面積20坪以下のコンパクトな住宅ですが、とても魅力的な住宅に仕上がっていました。内覧会の詳細はこちらです。
IMG_66272階の天井は吸音仕様の小幅板目透かし仕上です。大工さんが小幅板をきれいに張ってくれました。
コーナー窓が2箇所ありますが、どちらも川沿いの桜が見えます。花見の季節には、家の中から花見ができるぐらい、桜がばっちり見えます。
IMG_6633畳敷きの茶の間。畳は縁なし半帖畳です。
写真ではわかりませんが、実は掘りごたつになっています。真ん中の畳を外して座卓を置くと掘りごたつになるんです。ご親戚などがお泊りになる場合は、畳を戻して寝ることが出来る様にしています。
左側に半分くらい見えている収納のところは、将来エレベーターを設置することも出来る様になっています。
IMG_6637キッチンは、カウンターの前に立ち上がりを設けているので、茶の間・居間からは手元が見えないようになっています。
IMG_6641食器棚。下の部分は市販のオスモの色を混ぜて着色塗装しています。吊戸棚はポリ合板。こちらは壁の色に合わせています。
カウンターと吊戸棚の間の壁には、建主さんが探してきたガラスモザイクタイルです。きれいなタイルで、光が当たると鮮やかの色になって面白いです。
吊戸棚にエアコンを入れています。(ガラリ戸の部分です。)
キッチンの外には、サービスバルコニーがあります。
IMG_6675コーナー窓からは桜がばっちり見えます。桜が咲く季節にも写真を撮りたいですね。
西八王子の家 外観足場が取れた時の外観です。建物の形は、寄棟の屋根のシンプルな形状です。
2階の東側にはデッキがあります。
外壁左官はいつもお願いする左官屋さんにオリジナルで配合してもらった壁で、とてもきれいな仕上がりでした。