カテゴリー: 方円汎居


住宅内覧会 無事終了

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「方円汎居」(船橋M邸)の内覧会が無事終了しました。多くの皆さんにご来場頂きました。ありがとうございました。そして、なによりも建主ご家族の皆様、どうもありがとうございました。



船橋M邸内覧会のお知らせ

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10月17日(土)に、建主様のご厚意により、船橋M邸内覧会を開催いたします。
船橋M邸は、2階建てなのですが、1階には倉庫などしかなく住宅部分は、ほぼ平屋建ての状態です。

うまく施工できた家は、苦労の跡が見えない。
船橋M邸は、家の形態が少し変わっていたため、工事の作業は容易ではなかったようです。それでも現場の人たち一生懸命協力してくれて、各作業の一つ一つを何度も吟味しながら造りました。その為、出来上がってみると破綻の無い仕上になっています。職人さんたちにあんなに苦労してもらったのに、一見どこで苦労したの?といわれてしまいそうです(笑)。
現場でいつも感じることですが、現場作業が大変だった建物や、骨組みだけのとき迫力あった建物は、詳細を良く詰めて仕上がると、なぜかあっさりしていて、苦労の跡をあまり感じさせないことが多いのです。不思議ですね。

皆様お誘い合わせの上、お越し頂ければ幸いです。
内覧会は予約制となっております。下記内覧会案内ページからお申し込みください。折り返し、ご案内・地図などお送りいたします。

■開催地:千葉県船橋市
■日時:2009年10月17日(土) am10:00?pm5:00
■最寄り駅:京成線京成西船駅 or JR西船橋駅

詳しくは、結設計HPの内覧会案内ページをご覧ください。
https://www.yui-sekkei.co.jp/shs/event.html

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家の中心にある中庭に添って円を描いて続く廊下と、和室。廊下が縁側のようになっています。
和室の入口が、曲線の壁を切り取ったように見えて面白いですね。

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外壁は、漆喰とコンクリート打ち放し。屋根の出は、壁芯から1.5mと一般的な家よりずっと深いです。


キはキになる

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先日、船橋M邸のデッキや外廻りに植える植物の品定めに、造園屋さんの畑に行ってきました。
畑にたくさんある木々を色々見ていくと「これもいいかも、あれもいいかも・・・。」と目移りしてしまいました。

住宅は、周りに樹木があるのと無いのとでは、出来映えと雰囲気に天地の差が出ます。どんな木にするか、とっても悩むものです。
樹木はどこからどう見えるか等の見え方や見映えだけでなく、日当たり、土の乾燥具合、葉の形、育ち方の速度、花の色や咲く時期、落葉か常緑か、等々の考慮が必要です。

そんなことを考えながら木々を見ていると、アオハダ、ヤマボウシ、マルバノキ、シラカシ、イロハモミジ、シマトネリコ、ハナミズキ、ソヨゴ等々、なんとなく決まってきました。
植えられた情景を想像するとワクワクします。


色の道は迷い道

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10月17日内覧会をさせていただけることになった住宅の仕上げが急ピッチで進んでいます。開口部にガラスが入り、内部間仕切りのボード貼りも終わり、各室の空間の様子が把握できるようになってきました。

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決めていた色の最終確認です。色決めは最後の最後までいつも悩みます。色の道は迷い道です。
いくつか見本を作って比較検討もしました。設計者、建て主、監督等やり取りがあって大体決まりました。「外部階段の手摺に一部朱を使ったら」と提案したら、「もうこれ以上目立つのは勘弁してくれ」と却下という一幕もあり、現場は楽しく進んでいます。


現場が楽しい3

 現場がどんどんシステムに置き換えられています。このような状況でのものづくりは単なる作業になってしまい、楽しくなる高揚感は期待できなくなりつつあります。これは建築現場だけでなく、教育現場、職場、居住環境などあらゆる現場で多かれ少なかれその傾向はありそうです。
 世の中がグローバル化されていく限り社会のシステム化の度合いは抗し難く、いずこもそのまま放置しておくとシステムにがんじがらめにされ、内実が空洞化していくようで怖い気がしています。かといってノスタルジックに昔に戻そうというのもひ弱な発想で非現実的な気がします。システムを避けたり、あるいは主導権を握られるのではなく、システムを活用しつつ制御できないかぎり現場に明日はないのかもしれません。
 木材のプレカットも加工機で出来ないからと予算上建築の構成を変えざるを得ない時があります。でもその建築の内容によっては他で予算をひねり出してでも、また手加工が生じてでも意図を実現させるべきと感じる時がよくあります。システムは末端を現実に適応させる時に、個々の人間の感覚抜きに無造作に反映させてしまうと道を誤ってしまい、楽しくなくなってしまうようです。
 写真上は屋根の熱気抜き換気棟の既製品を取り付けた他所の住宅屋根です。分かりにくいかも知れませんのでクリックすると大きくして見ることができます。今回、既製品では屋根の野地板を腐らせにくくする効果はあっても、夏の熱気は抜けそうにありません。状況判断で別に木工事で換気棟を作りました。次の写真がその吹き出し口で、板金をかぶせる前の下地写真です。その下が、煙幕花火で軒下の吸気口から煙を入れて換気棟から出てきた煙の実験写真です。煙が出てきたとき思わず歓声が上がりました。
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フラットスラブ

1階がRC、2階が木造の現場の1階部分の写真です。

今回は1階のRC部分の階高を低く抑えたいが、天井高さは出来るだけ確保したいということもあり、フラットスラブ構造を採用しました。フラットスラブは通常スラブ厚さ18cm位のところを30cmにしてスラブと梁を一体にしたような構造です。そのためスラブ下に梁が出てきません。

建物のスラブ面の大きさや平面計画によっても違ってくるとは思いますが、今回はコンクリート量や鉄筋量を厳密に計算するとフラットスラブは数量が多くなる代わりに、型枠や配筋の工事がかなり楽だったと思います。

見た目もコンクリートの壁とスラブだけのすっきりした構成になっていてなかなかいい感じです。


上棟

船橋で進行中の物件がようやく上棟しました。

1階がRCの為、ここまで来るのに3ヶ月ほどかかっています。上の写真の位置でRCの型枠の状態から撮り続けているので、竣工の際には出来上がっていく感じが分かる写真をお見せできるかと思います。


打ち込みです

船橋市で1階がRC、2階が木造の住宅の現場が動いています。

月曜日に1階の壁と2階のスラブのコンクリート打ちがありました。
ここのところ雨が多かったので天気が気になって仕方ありませんでしたが、当日は幸いにも良く晴れてむしろ暑いくらいでした。

今回は敷地の関係上2tのミキサー車しか入れないため、少しずつコンクリートを入れ替わり運んでもらい、しかもコンクリート量が多かったので朝8時 から始まって打ち終わるのに16時までかかりました。でもコンクリート打ちは緊張感がある為、終わった時にはもう16時かという感じです。


職方さんも終わった時にはようやく飯が食えるという雰囲気でしたが、あの陽気の中、トラックの荷台で夕方まで日を浴びつつけていた鳶さんのお弁当が大丈夫か少し気になりました。私の方は現場が家から自転車で5分とかからないので、とりあえず家に帰ってビールをあおりました。