冬の散歩道

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地元の公園(池)です。ここは私が通っていた小学校の隣にあってザリガニやクチボソを採った遊び場であり、当時苦手なマラソンをさせられた苦い思い出の場所でもあります。今も当時と変わらぬ風景で渡り鳥が集まり、近所の人が散歩をする姿が見えます。久しぶりに老夫婦に混じって散歩してみましたが”散歩をする年代になってしまったなぁ”とつくづく感じてしまいました。気が付くと通っていた小学校も一部デイケアセンターになっています。最近古い住宅街では子供が減ってしまい小・中学校でクラスが編成できず1・2クラスしかない様な学校もあると聞きます。一方新興の住宅街や巨大マンションが立ち並ぶ街区では教室が足りずプレハブ校舎で授業してたり、保育園・幼稚園に入れず順番待ちをしている地域もあるそうです。人の住む街も大量生産・大量消費・使い捨て(ゴーストタウン)、人生そのものである生活もその場しのぎ・行き当たりばったりの行政に振り回されているようです。本当に住みやすい居心地のいい街・生活をまじめに考え直さなければいけない時期に来ているようです。いつまでもこの公園を楽しく散歩できるように。(石井)