馬込の家 土工事から基礎配筋検査

先日東京の大田区で現在工事中の「馬込の家」の地下コンクリート部分の配筋検査をしました。

設計事務所の監理では、設計図通りに施工されているか確認します。工務店の行う工事管理で確認しながら施工していますが、それをさらに監理者としてチェックしていきます。
配筋検査では、鉄筋径、ピッチ、かぶり厚さ、継ぎ手長さ・定着長さ、開口部補強などなど、確認。大きな問題なし。いくつか気になる部分の補強を指示。

「馬込の家」の敷地は、道路から見ると2.5m程の高低差があります。下の写真は、掘削前の敷地の様子。
この高低差を生かして、「善福寺の家」のように車庫と玄関を地下に設けます。

下の写真は、工事前と地盤掘削工事~配筋・型枠工事までの様子。

工事前の敷地 (道路から2.5m程高くなっています)
地下部分の地盤掘削
山留工事(土が崩れてくるのを防ぎます)
底盤及び壁配筋工事
1階床スラブ配筋と型枠工事(底盤のコンクリートは打設済)

この後、壁と上部スラブのコンクリートを打設します。
1階より上は、木造です。

構造材のプレカット図チェックも終わったので、構造材の加工が始まります。
上棟は、今のところ2月上旬の予定です。