カテゴリー: 竣工事例

味が出てきた佇まい

先日、10年近く経ったので、気になる不具合を相談したいということで「鎌倉の家」に行って来ました。住まいは住む方の人柄を表すと言われます。その家の前に立った時、緑も増え、手摺の木の色が渋いグレーに程よく経年変化していて、これまで大事にして来た跡が伺え、新築の時より味わい深くなっていました。

中に入っても人柄そのままに、新築時の奇麗さを損なわず美しいままでした。心配されていた洗面所の天井の漏水は、換気扇の外部のウエザーカバーがら強烈な台風時の横なぐりの雨で入り込んだのではないかとなり、さらにカバーを重ねることにしました。その他のメンテナンスのことも納得されて、自分でやれそうなところは自分でやるようなことをおっしゃっていました。ただ二階居間の屋根の軒の、隠し樋のFRP防水の表層の仕上げ部分が禿げかかっていたので、保証期間も過ぎており、プロに防水を再度塗り直した方が良いということになりました。ついでに軒先の鼻隠しも直すこととしました。

上が竣工時の外観です。


家づくりストーリー:「空き家」は未開拓生活資源?

南林間の家」エピソード:「空き家」は未開拓生活資源?

「南林間の家」リノベーションは私たちに大きな示唆を与えてくれました。

たまたま、ご両親が亡くなり、住まわれた家に引っ越し、自分たちの古い家が余る状況になり、まさに典型的な空き家問題が発生するところでした。ご両親の住まわれていた家の間取りでは、南に面した部屋は客間の一部屋だけで、居間食堂は太陽を十分生かしている家とは言い難く、築年数が比較的新しいだけがいいところでした。自分たちが住んでいた家は築年数も古く、自衛隊の航空騒音の激しいところで、昼間は人が居ない個室が南向きにあり、廊下や押入れを隔てた奥の北向きに、居間食堂キッチンがありました。陽が射さず、西日だけが多少射す家でした。このような家に主婦として日中住み続けて一生を終えるのかと思うと、たまらない気持になって、私どものホームページで見る事例写真のような家にはならないものかと相談されました。既存の家は50坪ほどあり、すべてをそのようにするのは予算的に無理ですが、防音工事用助成金に同程度加算してなら、居間食堂キッチン等を事例のように南向きのゆったりとした住まいにリノベーションし、寝室を少し整理して、後は防音と断熱の性能アップしつつきれいにする程度なら可能ですよ、と始まった計画でした。

せっかく作るなら玄関も広く、キッチンや家具も自分の気に入ったものを入れ、浴室も木の香の薫る内装で、坪庭を愛でることができる窓を大きく取り、テレビやAV機器も音の良いスピーカーで聞けるようにと、こだわるところは多少贅沢にしましようとなりました。

完成して、半年後に尋ねたら、引き渡したままで、生活感がなくきれいな状態のままでした。住まわれてないのですか、と尋ねたら、普段は敢えて両親の住んでいた家で生活しています。新しい家は、何かあった時、客が来た時、音楽をゆっくり聞きたいとき、気分転換したい時にこちらで過ごすんですよ、とのことでした。最初は汚したくない、もったいないからと、しばらく引っ越さず、工事中に住んでいた両親の家で生活しているうち、今のような、晴れの空間としての使い方になったということでした。つまり近距離別荘として使われていたのです。しかも使用頻度の高い別荘です。

これは、日本の空き家の活用に極めて示唆に富む例ではないかと思い、ブログで紹介している次第です。今日の日本の「空き家」は、社会の大きな問題として捉えられていますが、さにあらず、人々が豊かに暮らすための大きな生活資源だったのです。

今回はたまたま、家族の所有であったため上手くいったところが、確かにありますが、でも空き家の情報をもっと公開されたものにし、上手にコーディネートできれば、このような例はそれほど難しいものではないように思われます。このような空き家になりそうな情報を集約し、上手な活用を提案していくことを今後真面目に考えてみようかと思います。


木部の外壁

木製の外部階段が傷み、取り替えたいということで、その処置の相談で、「草加の家」に行って来ました。
その時、外壁の色が8年程前の完成当時と変わらないでいることに驚きました。

思わず塗装し直しましたかと尋ねたら、いや、一度も再塗装はしてない、とのことでした。
外部の木部は変色がつきもので、つい最初から変色しても目立たない色にすることが多く、グレーか木の濃い色にすることが多いのです。
このように木地現しの薄い白の塗装は多くはありません。案外この白は木の変色方向に合っていたのかもしれません。


伊丹の家ストーリー4

「伊丹の家」エピソード4
伊丹の家の事例紹介のため、植栽の葉が芽吹いた頃、写真撮影することになっていました。最近居間食堂の床を畳にしたいという若い建て主さんが3人連続していましたので、畳の住み心地を改めて伺いたいと思っていました。

そのお願いをしようとしていたら、建て主さんから、海外勤務になるという連絡がはいりました。またびっくりして、よくある、家を建てると転勤を命じられる、というやつですかと聞いたら、そうではなく、関西で家を建てようと決める前から、海外勤務を希望されていたとのことでした。
ゴロゴロできる畳の生活にとても満足していたので、それが出来なくなることだけが残念だとのことでした。新居はどうされます?と伺ったところご両親が時々住んで頂けるということでした。

とにかく家づくり物語のエピソードの多い方でしたので、今度は海外でも家を建てるぞ、と言われても驚きませんのでと、海外に行く前の挨拶をさせて頂きました。
家づくりストーリーは未だ未だ続きそうで、海外からの報告写真がエピソード5になるかもしれません。


伊丹の家ストーリー3

伊丹の家・エピソード3
 「伊丹の家」は私たちが開発して来たFSU工法で創られています。この工法はプレカットと壁パネルの製作が妥当な価格と品質で出来るかということと、始めての工法に意欲的に妥当な見積価格で取り組んでくれるいい施工者がいるかどうかがポイントになります。下が今回のプレカット工場。

関東では毎回それに苦労していて、思った程普及が進まず、数棟にとどまっています。実は伊丹の家の建て主さんが設計依頼の時、今やられている工法でやっても構いませんよ、と言って頂きました。関西でもやってみたいと思っていた時でもあり、その壁パネルを製作してくれるところと、いい工務店に巡り会えるかが鍵で、初めての地、そう簡単に見つからず苦労すると思っていました。それがたまたま、関東で屋根パネルの製作を専門としている会社の方が、プレカット会社を紹介して頂き、そこにたまたまSE工法という新しい木造ラーメン工法を開発した会社にいた方が転職して来ていて、私どもの工法に関心を持ち、渋る会社に強く推してくれたので、請けて頂くことが出来ました。建て始めと一階北側壁が終わった時点の写真。


そこが紹介した施工者がこれまた優秀で、パネル製作に、自社の大工をプレカット工場に派遣して壁パネルの製作までしてくれました。その工務店の社長が遠方の設計者だから簡単には来てもらえないと、先々を読みながら仕事をしてくれたので、私共の足りない部分も事前にカバーされ、うまく出来たと言っても過言でないところがあります。二階壁完了し屋根垂木が乗った段階。

なぜかうまく運ばないときは、次々と障害が生じます。うまく運ぶときは多少の問題があってもトントンと進みます。出会いの重要なところです。今回の施工は新しい地にもかかわらず予想以上にうまく運んだ例ではないかと思われます。
工事途中に、塞ぐはずの妻側の桁上の三角の欄間を、建て主さんから明り取りにしませんかと提案され、それにも工務店さんは快く応じてくれました。

工事中も遅くまで頑張ってくれました。デッキから中を見た夜景写真


家づくりストーリー「伊丹の家」2

「伊丹の家」エピソード2
関西に引っ越し、しばらくは賃貸のマンション暮らしでいいと考えていたところ、千葉の家がすぐ売れてしまいました。戸建ての家の方が性に合うということで、土地を探し、手頃なところが見つかり、誰とつくるか、設計者をどうするか、と考えている時でした。その土地近くを歩いていると、何となく見たことがあるような家があり、結設計の家に似ているけどまさかこんなところにある訳ないと思いつつ、私どもを思い出し、関西まで来て設計してくれるか聞こうとなったそうです。
 設計者にしてみたら、二度も依頼される、しかも遠方であっても、ということは、設計者冥利に尽きるというもので、喜んで引き受け、敷地を一緒に見にいきました。色々見た帰り道、歩いている方向とは異なる左の折れ曲った道路の向こうを何気なく見たら、どうも見覚えある住宅の玄関付近と外壁や屋根の一部が眼に入ってきました。
確かに18年程前に関西に転勤を余儀なくされたTさんが、関東在住の時に転勤先の地に住宅を建てたいということで、2000年頃設計させて頂きました。伊丹市であることは覚えてましたが、だいぶ前で、場所までは確認して来ませんでした。建て主さんともその話はしておらず、又、らしい家を見たという話も聞いてませんでした。当時と付近の状況は様変わりしていて、街の様子も忘れてました。

驚いてそっちに勝手に歩き出していました。じつは建て主さんもそれらしいと感じた家だったということを後で知りました。表札を見たらやはりTさん宅でした。
ドアホンを押しましたが、その日は留守でした。もちろんその後、工事監理中に、ご主人が玄関から出ておられる時があり、一緒にお尋ねし、双方の家と人柄を紹介させて頂きました。ホームページで事例紹介始める前の家でしたので、建て主さんも事前知識なく、あり得ないと思われる地方で、私達が設計した家ではないかと、感じて頂けるということは嬉しい驚きでした。
その家の建築当時の南側外観です。今では周りが建て込み撮影不能です。

そっとお見せいたしますが、その家の建築当時の居間の写真です。


子供の勉強場所

子供の勉強をどこでさせるか,というテーマは家を建てる時の設計の重大関心事です。何度か試みて、子供が小学低学年の頃は親の目の届くところで出来るようにしてあげるのは一つの回答のようです。以前安孫子の家などでは二階の階段室に設けた例もありました。

先日一年点検で伺った家では、小さな吹き抜けに面して、子供室に行く二階廊下に設けたところ、とてもいい雰囲気で活用されていて、思わず、お願いしてブログ用に写真を撮らせていただきました。

脇には本棚、その奥には洗濯機置き場と物干し場、それをたたむ家事机を配しています。

その手前には、パソコンコーナーもあります。

そこの机からは、小さな吹き抜けを通して一階の居間食堂も見えます。

最近はパソコンコーナーは必須で、それに付随して子供の勉強スペースを設ける例が多くなってきています。階段室はよく活用させていただいています。相模原の家でも階段室の途中にパソコンスペースを設けています。

尚、その「相模原の家」の屋根などが、今月発行されたエクスナレッジ出版の「最もくわしい屋根・小屋組図鑑」という専門家向けの技術書の中で、他のたくさんの設計者たちの事例の中に、私共設計した4件も一緒に取り上げられています。


陸前高田市森林組合事務所の引き渡し完了

陸前高田市の森林組合の新しい事務所が完成しました。引き渡しの翌日、引っ越しは未だとのことでゆっくり建物を撮影して廻り、帰る時、照明を一つ一つ消していく中、喜ばしいのに、寂しいような、複雑な感傷に浸りました。引き渡しの時はいつも複雑な心情になります。何となく手塩にかけた子供が、うまくやっていけるだろうかという不安も入り混じった気持ちで、巣立っていくのを見送るかのような心境です。通常は建て主さんだったり、工事屋さんだったり関係者が大勢いて、その感情が紛れるのですが、今回はカメラマン以外、自分だけだったので、建物とゆっくり対話しながら回っていたせいかもしれません。

特に今回は、開所式にも呼ばれ、その祝賀会で、設計者と工事者に感謝状まで頂きました。1月20日にも岩手県の知事から、以前設計した本設の釜石地方森林組合事務所の建物で、木材利用優良施設優秀賞ということで組合長さんや工務店の部長さんと一緒に表彰式に呼ばれました。これまでも、以前の首都整備公団等から感謝状を頂いたり、いくつかの県で建築賞等も頂きましたが、その時とは違う感慨がありました。

今回の森林組合からの感謝状はなぜか素直に嬉しい気持ちになりました。組合の事務所ということで、岩手の林業事情に則り、合板工場向けの4mのB材丸太を歩留まりよく活用する凡例を示すつもりで、華美に走るのではなく、質素でありつつ花もあるような、組合事務所らしい建物となるよう心がけて設計したつもりです。冒頭に掲載した写真の天井は森の中の木々の枝が錯綜する様を表現し、その枝に照明を仕込みました。

これまで二十数年間、林業の活性化が地域の再生に繋がり、木造建築の新しい有り様を切り開く可能性を秘めていると思い、木材を大量に使用しつつ廉価で環境負荷削減に貢献する工法の開発をし続けてきただけに、その開発目的の対象現場の、森林組合からいただく感謝状には格別の灌漑がありました。

林業の中に入ってボランティア等で活性化のお手伝いをするのではなく、その外部に居つつ、、ちゃんと報酬を頂き、出来が悪ければ文句をいわれる、厳しさのある設計の仕事を通して関わり、その結果を認めて頂き、これまで開発してきたことがそれなりに意味があったと思われ、活性化に貢献する量としては全くゼロに等しいものですが、林業に少しは役立てらえると思え、嬉しかったのです。

今後このFSU工法を、興味ある各地域の木材や建築関係者に開放し、広めていこうと考え、関係者と「(一社)FSU工法普及協会」を設立したところでしたので励みになりました。


南林間の家の写真公開

スタッフの鈴木です。先日ブログでも告知致しました南林間の家の見学会が行われました。 見学に来られる方に驚いて頂きたく今までリノベーション後の写真はあまり載せないようにしていたのですが、見学会も無事終わりましたので少し紹介させて頂きます。 まずは既存の玄関から 01 02 玄関扉を開けてすぐに上がり框があり、一間巾のなかに下足入れがあるのでとても狭く感じます。靴も納まりきっていなかったものがあふれています。 03 こちらが改修後。上がり框の位置を奥にずらし、土間部分をたっぷりとっています。 廊下の幅も壁をずらして広げ、下足入れがたっぷりあっても狭くありません。タイルを黒くし足元を引き締めることでメリハリのある玄関になりました。   こちらは改修前の浴室。 04 05 モルタル塗りの床に浴槽、腰までがタイル張りです。 06 改修後はハーフユニットバスに壁と天井は檜張りにしました。 旦那様からの唯一の要望であったお風呂からの眺めもとても素敵です。 07 次は洗面脱衣室です。 08 09 二畳ほどの空間に洗濯機と洗面台と収納が置かれ余りの空間がほとんどありませんでした。 10 こちらが改修後。 明るく収納たっぷりの洗面脱衣室になりました。洗濯機置き場は隣にしっかりと確保してあります。 実はこの鏡には一工夫ありまして、既存の大きな窓をふさぐことをせずに鏡を設置するためこの鏡は上下の溝のついたレールの間を動かすことができます。普段は中央に置けば引き違いサッシの中央の枠や鍵廻りを隠せてスッキリしますし、窓を開けて風を通したい時は端に寄せることが出来ます。   そして、今回何よりも問題となっていた孤立して暗かった台所と素敵な庭を眺めることの出来なかったリビングダイニング。まずは改修前から。 11 12 13 14 改修後はLDKどこからでも素敵な庭が見渡せ、オープンな空間になりました。 オープンキッチン。 15 キッチンの中 16 キッチンから洗濯機置き場や脱衣室へのアクセスも出来ます。 17 キッチンから庭への眺め 18 ダイニングテーブルを設置するカウンターにも大きな窓があります。 19 リビングのテレビ台。キッチンからもダイニングからもテレビが見れます。 20 大量の本の収納場所もたくさん確保しました。 22 主寝室にも造り付けの収納をたっぷり。 23 今回予算削減のため外壁廻りは今回あまりいじらなかったのですが、居間正面の窓とその上の庇をつくり変え、外壁の汚れをしっかり落としただけで外見もとてもスッキリしました。 リビングに通じたデッキもつくり、庭師さんがアプローチもとても素敵にして下さりました。 25 24 今回は防音工事も伴ったため床から天井、壁も剥がし吸音材を入れたりとかなり大がかりな工事となりましたが、いくつかの補助金を利用して建て主の負担を減らし、構造的にも不安な数値がでていましたが改善されました。 庭師の方が今回の改修工事の記念樹として桜の木を植えて下さったそうです。 内覧に来て下さった将来の施主様がお子さんと縁側で遊んでいる姿をキッチンから眺めていたら、キッチンから家族を見守る母親の気分になり、この景色に桜の花が咲いたらさらに素敵だなあと一人とってもほっこりしてしまい、ついシャッターを押してしまった私のお気に入りの一枚です。 26  


リノベーション事例、ご自分でも考え、現地比較してみませんか

 

今回は、ビフォアアフター風に、楽しい内覧会を企画いたしました。

リノベーションは住まいの溢れかえる“もの”を何とかしたい、と考え始めることが多いものです。今回の計画も大量の本と暗くすみにくい家を何とかしたいというところに、防衛省の防音工事助成金等を上手に活用すると1000万円近く出そうだということで、40年前に建てた住宅の内部も、もう1000万円足して生まれ変わったように新しくしたい、ということで始まった計画です。生まれ変わったようにするには、何に着目してどう計画したかを推量していただけるよう、敢えて片づけを放棄した段階での古い写真を、建て主さん了解のもと、使用させていただきました。
まずは居間に溢れ変える本と本箱、でもこれはほんの一部でした。尋常な手段だけでは収まりません、何か特殊な手を打たないと行けません。

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下の写真はテレビのある居間ですが、北側の窓からは多少の光と冷気が入ってきて、南には窓がなく日中全く日が差さず、暗くて閉鎖的です。これも根本的なところからかえないといけません。当然耐震改修も考えなければならないようです。

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同じような状況のキッチンです。7.5畳と広さは十分ですが、食卓を置くには狭く、このままでは使いにくく、閉じ込められた空間で何とかしたいところです。

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同じ洗面所と洗濯機置き場です。窓側に洗面台を置くと鏡で窓が塞がれ、鬱陶しい洗面所になるということで、脇の壁際に置いていますが、やはり使いにくく物で溢れかえっています。何とかしたいです。

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同じくリフォーム前の浴室で、40年前にはよくあった内焚き釜ころのままのです。たぶん土台もだいぶ腐っていると思われます。まさに一新したい浴室です。できれば朝風呂もできるよう明るく、窓から樹木でも眺められたら最高です。

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ベランダを後付で足した以外殆ど変えていない外観写真です。後付けのためベランダを瓦の上に置いたため、二階の部屋からは50センチ程段を上らないと出れません。そのため殆ど使っていません。樋も外れて雨が溢れ出ます。屋根の形もすっきりせず、何度か外壁の塗り替えだけはしたものの、一階窓上の染みなど、気になるところが多々あります。

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他に玄関も狭く使いにくく、二階トイレには手洗いも欲しく、寝室もすっきりさせたいです。一階トイレの和風便所も何とかしたいところです。とにかく冬は床下から底冷えする程寒く、ファンヒーターを焚きっぱなしで、空気も汚れ、光熱費も馬鹿になりません。予算は無尽蔵にあるわけでなし、何から何まで直していたらきりがありません。子供達の部屋はもう大人だし、二人の娘は外に出て暮らしているので、帰って来た時に泊まれるようになっていれば良いと考えているとのことでした。

このような住宅はどのように変えられるものか見てみませんか。正直新築よりリフォームの方が難しいと言われていますが、全くその通りです。設計者によっても内容や雰囲気に大きく違いが出ます。ためしに皆さんも自分ならどうリフォームするかを考えてみませんか?7月30日に予定しているリフォーム後の内覧会前に、皆さんも下のリフォーム前の平面図でリフォーム計画をして見て下さい。その方が内覧会を楽しめること受け合いです。下の平面図を自分なりにリフォーム計画し、その平面図(スケッチ)を私どもに送っていただければ、当日講評アドバイスいたします。あるいはご自宅の平面図のリフォーム計画も周辺や内部写真と一緒に送っていただければ、私どもなりにそれにもアドバイスもいたします。

市川邸ブログ用図面

こちらより計画用の平面図を印刷し、計画してみて下さい。

内覧会では、防音工事助成金は活用次第で、使用できる金額が大きく違ってくることや、防音工事関係者達は独特の村社会を形成していて、慣れない設計者や工事屋さんは極めて入りにくく、戸惑い失敗させられることが多いこと、大量の本の収納の方法、既存住宅の断熱化の難しさ、リフォームでの抜本的暖房工事など、リフォームだけではない盛りだくさんの話も予定しています。

内覧会情報                                                                                                            日程:2016年7月30日(土)                                                           場所:小田急線 南林間駅 徒歩5分                                                      場所・時間等の詳しい情報はお申込み頂いた方にメールでご連絡させて頂きます。                                     こちらの事例案内申し込みフォームよりお申し込み下さい。