投稿者別: 青島

まもなく竣工

震災による資材入荷の遅れの影響もあり、大分工期が遅れておりましたが、取手K邸もようやく完成がみえてきました。建主さんには本当にご迷惑おかけしてしまいました。

都心から3、40分に位置しますが、現場への道は、どのお宅も庭が緑や花があふれており、毎回その変化はとても楽しいものでした。昨日はかぼちゃを発見。おとなりのネギも元気に育っていました。足場とブルーシートを外して、家の四周のすべてから、畑の緑や木々が望めることの素晴らしさを実感しました。

階段を上がりながら少しずつ、2階LDKの天井が見えてきました。いつもどきどきする瞬間です。今回は、天井の高さを存分に活かし、また、シンプルなプランの中で空間にメリハリをつけるという意味でも、あらためて小幅板天井にして良かったなと思いました。建主さんの「どうしても」というリクエストに感謝です。


飯能の家に撮影にいきました

新緑が美しい梅雨の晴れ間に、飯能の家の撮影にお邪魔しました。ホームページの設計事例には来月アップしますが、その前に水廻りの番外編。

キッチンは
・小さいお子さんとの距離感をなくしたいのでカウンターに立ち上がりをつけない
・明るくしたい
・吊戸ではなく使いやすいオープンな棚としたい
・扉は木目も活かしつつ好きな紺色としたい
などの要望をふまえた製作キッチンとしています。インテリアとお料理に関心の高い奥様といろいろ相談しながらつくりました。竣工して一年半経ちますが、調理器具や食器がさりげなく使い勝手よく並べられていて、建主さんのセンスが活かされた楽しいキッチンだなあと感じました。

トイレも建主さんの好みを取り入れた、木製の腰壁、お気に入りのタイル貼りとしています。


ネギ畑

しばらく建物が建たないといいなあ、と勝手なことを願っていた、南側の敷地に人がいらしたので伺ったところ、しばらくはネギ畑としてつかうとのことでした。少し嬉しいニュースです。私のことを住まい手と思われたのでしょうか、「ネギができたらいつでもとっていいよ。」とのことでした。震災の上に、GW明けに一週間雨続きで、工期が大変心配なのですが、さすがにネギよりは取手の家が先にできると思います。北も東も南も大変眺めがいいので、まだ先にはなってしまいますが、ブルーシートが外れるのが今から楽しみです。余談ですが、近所の公団は、隣棟間も広く緑が豊富で、新緑がとても綺麗でした。なかなか魅力的だといつも感じます。


聖跡桜ヶ丘の家、ほぼ完成

聖跡桜ヶ丘の家がほぼ完成です。引渡し当日、お弁当を食べるとき「ピクニックしよう!」とご主人がお子様を2階のバルコニーに連れ出されていました。眼下の気持ちのいい眺めは、本当にそんな気分が味わえそうです。外構工事が完成したら、改めてご紹介したいと思います。


聖跡桜ケ丘現場

聖跡桜ケ丘の現場までは、通る度に写真を撮ってしまう、ほっとするような景色の生産緑地が残されています。南側の開口の外に張り出す2階のバルコニーからもその景色が望めます。木製建具が入るまでは、真冬なのにとても風通しがよく、若くて元気な棟梁を泣かせています。北東は高い木々の育つ裏山も残っており、食堂や浴室ではその眺めが楽しめます。どんな敷地もそこにしか生み出せないおもしろさがあると思います。高低差のもたらす費用・設計面での困難さもありますが、この贅沢なロケーションをきちんと活かした建物にできればいいなと思います。


現場進行中

新年をはさんで二つの地鎮祭をおこないました。

「取手K邸」は南北に短く東西に長い敷地です。バルコニーやポーチを除くと31坪強ですが、過不足ない間取りではないかと思います。周辺は田畑が残っており、特に北西方向は農地のままで、立派に育った木々も望めます。南側も住宅が建つ様子はまだありません。K邸でも家庭菜園を楽しまれるそうで、しばらくは境界にフェンスを立てる予定がありません。そんな環境がなるべく長く続くといいなと思います。


「草加TS邸」は2世帯住居への建替えです。お母様と共働きの若夫婦が、元気いっぱいの二人の男の子を見守りながら、お互いのスペースも確保できる中庭形式の間取りです。亡くなられたお父様は前面道路を挟んだ河川敷きの散歩道に、いつも花や緑を絶やさなかった方とのことでした。将来的には街並みにも配慮したアプローチをもつ家にしたいと思います。


今年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

昔の建主さんから頂く年賀状には、お子さんの誕生や成長などご家族の変化や、住み心地などが綴られています。少しどきどきしながらも、設計していた頃を思い出し、今の暮らしぶりを勝手に想像させて頂いております。新たな気持ちで仕事を始めるにあたっても、とても嬉しく励みになる時間です。
結設計に相談に来てくださる方は、二人以上のご家族の場合がほとんどで戸建て住宅の設計が主なのですが、最近、もっと豊かでバリエーションに富んだ単身世帯の住まいのあり方はないものかなあ、と個人的に考えることがあります。世代の違う単身者が集って住むマンションではない庭付きの家や、高齢になったときに大きな家にひとりぼっちで住むかマンションに移り住むかの選択肢以外の方法は選べないものか、など・・・。家の形だけでできることは限られますが、昔からそのような試みはあって、そういった動きに変化がでてくるような気がします。
そんなことを考えるようになったのは、実は朝日新聞の年末からの連載記事『弧族の国』の影響も多々あります。毎朝恐る恐る、でも、読まずにはいられないのです。衝撃的な内容で、なんでそうなってしまうのだろう、何か解決策がなかったのかなあ、と毎回憤ったり悲しく思うのですが、実はあまり他人ごとだとも思えないのです。弧族とは、家族と対照的に単身者をさしていて、高齢や引きこもりがちで孤独であるというマイナスの意味合いを強く含んで使われているようです。私自身が独身だという理由も大いにあるのですが、どんなひともひとりになることはある思います。コミュニケーションの不在という問題は簡単に解決できるとは思いませんが、「弧族」となることを恐れなくてもいい世の中にならないものかなあと心から思います。住まいのありようで何かできないかなあ思います。

新年早々、少々重い話題になってしまいました(笑)。今年もいろいろな出会いを大切にして、学んでいきたいと思います。
さっそく来週末横浜で内覧会を開催させて頂きます。内覧会で皆様にお会いできることを楽しみにしております。


『上尾の家』内覧会

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建主さんのご好意のもと『上尾の家』で内覧会を開催致しました。長期優良住宅の認定を取得しております。南側の敷地が広がる可能性があり、外構計画は半ばです。LDKの全面引き込み障子を開けたときの南側の庭はもちろんのこと、広い敷地の屋敷林を背景にした、計画中の植栽のありようで、アプローチや浴室からの雰囲気がぐんと良くなりそうで、今からとても楽しみです。

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聖跡桜ケ丘の住宅

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聖蹟桜ヶ丘の住宅で地鎮祭を迎えました。敷地は丘を登りきった場所にあり、南東の眼下は大きく眺望が開けています。一段下がった南側の低い敷地に建つ住宅の二階の玄関に、北側の高い敷地から入っていくようになっています。敷地から初めて夕日をみました。いつもよりドラマチックな景色にデッキからの眺望が想像されました。

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上棟式

北上尾の住宅で上棟式を迎えました。
はじめて訪れたときは、この場所には、立派な蔵が建ちその裏は完全な竹林で、あまり利用されていませんでした。
蔵と竹林を取り払い、既存の母屋に圧迫感を与えないように配置や屋根の形状を、新しい世帯の家を計画しました。
都心の住宅地では、隣地の建物の形状をお互いに考慮した計画はなかなか難しく、法律の制限でそれぞれが配慮せざるを得ないのが実情です。
まだ骨組みが立ち上がっただけではありますが、こちらのように大きな敷地ですと、建物の配置や形状、導線のつくり方、建物間の植栽計画などを工夫することで、単体の建物だけでは生み出せない、敷地全体としての豊かさが生まれるだろうなと感じられ、とても楽しみです。

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