通常今日の住宅には殆どの開口部に不法侵入を防ぐ何らかの建築的処置を施しています。 敷地周囲には土地の境界を示すフェンス又は塀もしくは生垣等を設けます。これらは意図的な侵入者に対して侵入防止としての実質…
投稿者別: 藤原
相変わらず色気も面白みもない文章で申し訳ありませんが、一段落がつくまでしばらくはご容赦ください。 このプロジェクトの防犯方法の前線は建物外周と境界線までの間です。その間に入ってきた不審者を確実に感知す…
この防犯システムのポイントは先にも述べたとおり、建物に入る前に退散していただくということです。窓ガラスや玄関ドアなどを壊す前につまり家屋に傷つける前に退散願うことが第一です。次に不審者の映像記録を残す…
携帯電話やパソコンに不審者が写っている画像が送られてきたら。 カメラのそばに設置してあるスピーカーであらかじめ録音しておいた数種類の音声の中から『誰ですか』などという文言を携帯電話から選択して発生させ…
自分の敷地内に入って来た不審者を発見するには まず敷地内の家の周囲を警戒区域とそうでない所とに明確に区別しておきます。例えば門前のインターホンを押すスペースや水道電気ガスメーターの検針者の入ってくると…
地域コミュニテイーの果たす防犯機能の本質は不審者を見出だし見張ることです。 コミュニテイーが成立しているところは不審者がすぐわかりますがそうでないところでは不審者かどうかが見定められないためやすやすと…
隣近所が親しく常に挨拶を交し合っていた時代は、不審者がすぐわかり犯罪は殆ど起こりませんでした。最近はその近所の目がうっとうしくなりお互い見て見ぬふりし関心も持たず、挨拶すらしない方も増えています。地…
普通は窓の中の障子の縁にマグネット等を付けていてそれが離れたときに異常を知らせる仕組みになっています。あるいは内部の壁等の人感センサー等でキャッチして知らせます。これらは内部にしかつけられません。外部…
なぜ打倒警備会社と命名するか。 スピード違反取締りの“ネズミ捕り”的やり口が嫌いだからです。犯罪を犯すのを待って取り締まるより犯罪を犯させない手を打つほうがいいと思うからです。今の警備会社の住宅警備契…
建築業界の常識・非常識 , 設計について考える , 防犯
長いこと住宅設計の仕事をしていて何が一番難しく変化したかというと防犯への対処ではないかと思います。昔は開口部に鍵を忘れずにつけせいぜい玄関に二重ロックをつけるかどうかぐらいですみました。今は雨戸をつけ…
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