カテゴリー: 中山の家

市川H邸 竣工写真-デッキ-

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結設計では、デッキを居間か食堂の前によくつくります。
その家のメイン空間を外に広げる効果がありますし、何よりも外で食事したりすると気持ち良いですからね。ですから、無理なく食事が出来る位の広さが欲しいです。この家の場合、2階のデッキですが、約6帖分はあります。

デッキの床材は、グレーチング。
1階への光をなるべく遮らない床材であることと、デッキが建築面積に入らないようにするためにグレーチングにしました。なぜ建築面積が問題になるかというと、建ぺい率の為です。
建ぺい率は、その地域で指定されていてその数値以下にしないといけません。今回は、建物本体で建ぺい率がギリギリになったので、デッキで建築面積が増えないようにしなければなりませんでした。
この地域の役所では、床がグレーチングであれば、デッキを建築面積に入れなくても良いとの事でしたので、デッキの床はグレーチングになりました。
グレーチングで有る場合、建築面積に入るかどうかは、役所や確認検査機関によって扱いが違うので要注意。

腰壁は、木の小幅板を目透かし張りにしました。
腰壁の上にグレーの板金で、笠木をつくっていますが、その笠木とその下の小幅板との間を少し開けて、物干し竿が引っ掛かるようにしました。元々は、腰壁に物干し金物をつける予定でしたが、こちらの方がスッキリしていて良いですね。


市川H邸 竣工写真-浴室・洗面室-

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浴室・洗面室は、2階にあります。
建主さんの希望で、結設計でよく使うハーフユニットバスではなく、在来工法の浴室にしました。2階でしかも、在来工法の浴室は重たいので、柱・梁・筋交等の構造を頑丈に。
南向きに大きな窓があり、しかも2階なので、すごく明るい浴室・洗面室です。明るい洗面室・浴室は、気持ちいいですよ。

浴室のドアは、強化ガラスのドア。既製品ではなく、この家に合わせた製作ものです。
ドアの框や枠が無いので、サッシのドアよりもかなりスッキリ。

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洗面カウンターの右側は、座って御化粧が出来るようにオープンにしています。洗面カウンター下の収納の扉は、引戸になっています。吊りレールを使って、引戸下にレールがこないようにしてスッキリさせました。スッキリしたし使い勝手もよいので、これはうまくいきました。
洗面カウンター向いの壁には、たっぷり収納。洗面室には、タオルの収納はもちろん必要ですが、下着類の収納もあると便利ですよ。
下段の半分は、タオル掛けです。ハンガーパイプ3本を斜め方向にずらして取り付けて、たくさんタオルを掛けられ、しかも取りやすくなっています。


市川H邸 竣工写真-居間のコーナー窓-

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キッチンは、写真のように居間と食堂、居間の隣の畳コーナー、外のデッキまで見渡せる司令塔のような場所。お子さんが、食堂で勉強していても、居間で遊んでいても、畳コーナーで寝ころんでいても、キッチンで家事をしながらでも自然と眼に入ります。

リビング奥のコーナー窓は、設計時・工事中と何回か変更になり検討を重ねたところです。最初の提案時にコーナー窓を設けましたが、建主さんから「道路や道路向かうからの視線が気になる」とのことで、一旦コーナー窓の東側部分を壁にすることになりました。
上棟して実際に2階にあがれるようになってから、現場で木の棒等をあてて窓の大きさを実際に体験して頂きました。この体験によって建主さんも居間にいる状況で道路や道路向こうからの視線を想像することが出来て、道路からの視線はあまり気にならないことが分かり、コーナー窓が復活しました。

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食堂から南東のコーナー窓の方をみたところ。
コーナー窓があることによって視線が遠くまでぬけて、空間に広がりがでました。
コーナー窓の外に見えるのは道路向こうの緑。道路は見切れていますので視線は感じません。


市川H邸 竣工写真-外観-

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市川H邸の竣工写真をデータ化(だいぶ時間がかかってしまいました)しました。結設計のホームページに掲載する前に、ちょっと紹介します。

H邸の敷地は、傾斜地の一部で坂の途中の敷地でした。周りは隣家が迫り、道路がある東側と西側一部からなので、1階は暗くなることが確実な状況でした。

傾斜地であることから、南側の隣家は若干低くなっているので、それも利用するために、リビング・ダイニング等を2階にするプランとしました。(上の写真建物左側に、2階のリビング・ダイニングに続いている外部デッキの木製腰壁が見えます。)

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敷地周辺の地形は、南(写真左側)に向かってゆるやかに傾斜しています。
建物の外壁は漆喰の塗壁。漆喰は独特の白さがあります。
道路側のコンクリート塀を途中で少しずらして隙間を設け、そこに植栽しました。コンクリート打ち放しの無機質感と、緑の生命感との対比がなかなか良い感じです。

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アプローチの植栽。白い漆喰壁に緑が映えます。


建築現場定点写真

昨年末竣工した市川のH邸の写真を整理していたら、何枚かが定点写真になっていたのを発見しました。

ちょっと、見てみましょう。

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基礎配筋検査のときです。まだ何もないように見えます。

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建方が終わり、屋根パネルを設置しているところです。

柱・梁が据付られてやっと家が建ってきたという実感が持てる頃ですね。

職人さん達は、陽差しが強く風もない暑い中の作業でした。ご苦労様でした。

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屋根が出来て、外壁の漆喰塗りの下地になる木ずり板を張っているところです。

家のかたちが段々あらわになっていきます。

この頃は雨がよく降り、ちょうど雨が降ると出来ない作業もあってヤキモキしました。

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外壁の漆喰塗りが終わり、いよいよ足場を外すという頃ですね。

足場が外れるときは、いつもドキドキします。

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足場が取れて、白い家が現れました。なかなか良い感じになりました。

もう少しで完成という頃です。

上棟の頃は暑かったのですが、完成の頃には暖房が欲しい季節になっていました。

こうやって、並べてみたら建物が建っていく様子が分かって面白いですね。


屋根パネル

先月に市川の現場が上棟し、その後屋根パネルの建て込みも終わりました。

屋根パネルの建て込みの日は、夏の陽射しが厳しく風も無い一日。

大工さんたちは汗だくになりながら、パネルを一枚づつ建て込んでいきました。

暑い中ご苦労さまでした。

9月に入り、やっと暑さも少しづつやわらいできましたね。