モノの見方と視点

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お正月休みに隅田川の水上バスに乗りました。浅草からお台場海浜公園まで45分の船旅は視覚的に非常に興味深いものでした。地上では見慣れてしまった景色を水面レベルからみると全く違ったものとして新鮮に目に映り、特に「橋」は下から見上げた時のフォルムの美しさ、橋の裏側の架構美にはゾクゾクしました。(船の窓ガラス越しでの撮影なので写真がイマイチだったのは残念。)

隅田川から東京湾に出てしばらくすると潮留のビル街が浜離宮庭園の緑越しに見え、芝浦のビル街や東京タワーを揺れる波と広い空の間に見ているうちに、初めて「東京」という街を「俯瞰」したような客観的な感覚になりました。(実際は低い位置からなのですが。)物の見方や視点を変えると見える景色も感じ方も変わる事を実感し 感慨深い思いで船をおりました。(中嶋)