月: 2012年7月

基礎梁配筋検査

Fマンションの杭工事の様子です。
ボーリング調査結果から、地面から支持層の深さがわかり杭の長さを決めます。
杭の先端には羽根のような刃がついていてゆっくり回転しながら杭を支持層まで到達させていきます。
もうそろそろ支持層になるだろうという深さまで貫入した時にガガガとすごい音と地面に振動が走り、支持層である礫層に到達し食い込んでいく様子がわかりました。
下の写真は杭工事が終わり、基礎梁のための捨てコンを打ち墨出しが終わった状況です。

先日、基礎梁の配筋検査をしました。
鉄筋の径寸法、本数、ピッチ、定着の長さ、かぶり厚さ、組み方などなどを確認しました。
場所によって力のかかる度合いが違い主筋の本数が多くなっている基礎梁があるので、特に意識して図面通りに配筋されていることを確認しました。


居間からの眺め

夏本番を迎え気温も高くなってきました。気温が上がるにつれ植物は緑を濃くしていきます。
冬場は枯れていた隣の土地の雑木林が、居間から見たときにとても良い感じになりました。大きな窓を開け放つと、前面の緑が更に心地よく感じられます。

春から秋は草木の色の変化を、冬は雪景色を楽しめる庭になりそうです。


エコハウス2

前回のブログで紹介しました、山田町の仮設集会場の建て込みの様子です。
設計と監理で月に数回岩手通いが続いていました。

基礎、土台工事を終え、防湿シートを敷き、床下地を張っている様子です。

仮設住宅の建て込みと同様に既に製作してある壁パネルを今回はユニックで吊り土台にボルトで締めて付けていきます。

断熱材が入って構成された屋根パネルを使うことで現場での手間を省きました。防水シートを敷き屋根仕上材を張ると外観の様子が見えてきます。
完成写真は前回のブログでどうぞ。


エコハウス

岩手県宮古市と山田町に設計した仮設住宅の工法が森林組合の方たちに好評で、盛岡市が寄贈する仮設の集会所もそれでいこうと採用になり、山田町、大鎚町、陸前高田市に小さな集会場が完成しました。


杏の木

緑が深くなってきています。
写真は実家の庭にある杏の木です。
私の記憶では、10数年程前に植樹してその時は隣の建物の軒より少し低い程度だったと思います。(高さ3mくらい)
3、4年前にお花見をした時はちょうど建物の軒の高さくらいだったような気がするのですが、先日帰ったときふと目をやるとかなり巨大化していたので驚きました。
写真には写っていませんが隣にあるユキヤナギが高さ2m程を超えてしまっていて、春はダイナミックに花が咲き乱れていてそちらにばかり気を取られてしまったのかもしれません。
杏の木は今頃の季節に実がなり、以前よりもかなり実の量が多くなっていました。
手が届く範囲で収穫し、上の方は鳥さんたちにおすそわけです。
杏の花は春に桜のソメイヨシノよりもほんのりピンクが濃く、どちらかというと梅に似たような花を咲かせてとてもキレイです。実もなりますし、今のところ害虫の被害もないのでお勧めの庭木だと思っていましたが、こんなにも大きくなってしまうとは思いませんでした。
早く花が咲いているところが見たいなと今から気になっています。
春が楽しみです。