投稿者: 藤原昭夫

藤沢の家増築棟上棟

藤沢の家の子世帯の住まい=増築棟上棟しました。20年近く前に設計した「藤沢の家」に増築です。正面に見える木の骨組みが増築部分で、右側が既存建物です。写真でクレーン車の手前に積んであるパネル状のものは、屋根下地のパネルです。

垂木先端は鼻隠し下地のために加工がしてありました。最終的には見えなくなる部分ですがきれいでした。軒先は低く抑え屋根の出を大きくすることで、夏期の日射をカットします。

2階から東方向を見たところ。既存建物の窓が見えますがここに増築建物との接続部分を造ります。

屋根の上を見たところ。真ん中に見えるのが棟木です。棟木の先に見えるのが既存建物の屋根。

垂木に屋根下地パネルを留めていきます。 屋根下地パネルには、野地板に通気層と断熱材がセットされています。

屋根を下から見たところ。屋根下地パネルは断熱材もセットされているので、屋根下地パネルが施工完了すると同時に屋根の断熱材工事も完了です。

この日は、屋根パネルまで施工完了しました。
上棟するとわくわくしますね 。楽しく安全にいきましょう。(加藤)


『氷川台の家』お披露目会

長い梅雨が明けた途端に生命にかかわる暑さを感じる夏がやってきています。

『氷川台の家』がお引渡しとなり、1ヵ月が経ちました。お披露目会の時期には心地よい気候になっているのではないでしょうか。

実際お披露目する前に『氷川台の家』を少々ご案内させていただきます。

4mの崖のうえから迫り出るその建物の出で立ちは、静かに周囲と馴染みながら悠々とした存在感を放ちながらそびえ立っています。

現在建っている場所は、計画開始時には候補にもあがらなかった土地でした。物置が建っていたその土地を建築地として見つけ出し、いくつもの関門を乗り越えた末に、ようやく着工することができました。土地の状況と条件により、着工に至るまでの申請は厳しい場合もありますが、難しいからこそ挑みたくなるのが技術者の性です。完成をむかえるまでに様々な物語がうまれた、思い入れのある建物となりました。

高台に建つその家は、都内とは思えない絶景でリビングダイニングに感動と心地よさを演出しています。外部環境を上手に生かすことは、これから始まる生活に四季の彩りを与えてくれます。 

キッチンに立つ奥様の目線にも入る木々の緑は、家事の合間にちょっとホッとできる瞬間をつくってくれるかもしれません。キッチンに立つ風景は・・・↓

 

 

壁の厚みを利用した”床の間風座敷飾り”は、4.5畳の和室で視線が集まる場所になりました。これから掛け軸をかけることで、ぐっと引き締まる部屋となります。

 

バルコニー外壁部にある小校張りは、左官の外壁のアクセントとなり、新緑の木々のなかでとてもよい存在感があります。(写真で見るより現物の方がはるかに綺麗です)

 

その他ご紹介したいポイントはいくつもありますが、もしご興味がある方は是非実物を見ながらご案内できたらと考えています。

お施主様のご厚意による開催、また現在感染者が増加しているコロナウィルスへの対策として、先着による少人数のご案内方法とさせていただきます。

お披露目日:2020年10月3日(土) 13:00~16:00

氷川台の家:東京都練馬区

上記時間のなかで、30分~1時間程度を目安にご案内いたします。

是非気持ちのいい空間を体感してみてください。

見学希望の方は、ホームページのお問合せ または

office@yui-sekkei.co.jp

に、お名前・連絡先をご記入のうえ、お気軽にご連絡ください。

万が一、上記開催日時に都合が合わない場合は、別途いくつかの候補希望日時を上記連絡方法にてお知らせください。

 

※新型コロナの感染対策として、ご来場の際はマスクの着用をお願い致します。(岡坂)

 

 


新型コロナウィルスで考えたこと12  アップルミントの元気回復に四苦八苦

前回、元気がないアップルミントの話をしました。なにせ植物栽培では全くの初心者ですから、周りのアドバイザーの方々のご指導を聞いて、鉢を水はけの良い小さいものに替えてみました。前回のブログ写真と比較していただくとわかりますが、身の丈にあった鉢にしただけで、見た感じがだいぶ違うものですね。やっぱり器がものを言うのでしょうか。そしてネットで調べてみたら、スペアミントもアップルミントもどうも湿潤な土地がいいとあるので、一部のアドバイザーの指導には背いて、鉢に適度に湿り気を多くするようにしてみました。どうやら元気を回復しそうです。

オレガノは元気で、その先端にはどうも花芽らしきものが付いていて、どんな花が咲くか楽しみです。葉が小さいのでまだ摘んでティーにするにはかわいそうな気がして我慢しています。

スペアミントはとても元気なんですが、葉をよく見ると一部に白い斑点があり、何かの病気なのか気になっています。わかる方いたら教えていただきたいです。

リモートワークの息抜きにはちょうどよく、週二、三回、葉を5、6枚摘まんできて、生葉のハーブティーにして楽しんでいます。(藤原)


新型コロナ感染症で考えたこと11 ティー用のハーブ栽培始めました

十数年前、何気なく立ち寄った、玉川上水沿いの木立の中にあった喫茶店で飲んだ、摘みたての葉で入れたハーブティーの印象が強く残っていて、いつか自分もハーブを栽培しようと思っていました。このステイホームの生活で、ハーブの苗を買ってきて鉢に植えてみました。やろうと思ってから、十数年経っていました。新築された建主さんが、日曜大工で食卓やデッキ等を自分で作ると言われて、数年後お邪魔するとまだできてないことがよくあります。日曜大工は、よしやるぞ、と腰を上げるのがなかなかできないことで、それは自宅でも証明済みで、人様のことは言えないのですが、ハーブの苗を鉢に植えればいいだけのことですら、この有様で、やろうと思ったこと、できないものですね。

余っている鉢を集めて、土を入れ替え、家族やお隣さんからからかわれながら、スペアミント、アップルミント、オレガノの3種を植えてみました。

アップルミントとオレガノはそれなりに育ってくれているのですが、アップルミントがどうもひ弱な感じでうまく育ちません。水の遣り過ぎよ、水がうまく抜けない鉢のせいだ、そのうち元気になるよ、等々周囲のアドバイザーはたくさんいて、いま様子を見ているところです。

スペアミントは元気そうなので早速、葉を数枚摘んでポットに入れ、熱湯を注ぎ、数分待って、飲んでみました。確かに生の葉のハーブティーです。あの時もこんな味だったかなあ、と思いつつひと時を過ごすのも悪くないものです。(藤原)


つくばK邸離れ 配筋検査

つくばK邸離れ基礎配筋検査

つくば市で平屋住宅の工事が始まりました。
5年前に竣工した住宅の敷地に、親世帯が住む住宅を建てることになりました。写真の奥に見えているのが、5年前に建てた母屋です。

親世帯は別の場所に住まわれていたのですが、元気でまだ動けるうちに近くに住むことにしましょうということで、敷地内に高齢者に使いやすい平屋の住宅を建てることになりました。

今日は、配筋検査をしました。
基礎は、8間×2.5間の大きさです。

配筋検査は、鉄筋径、ピッチ、かぶり厚さ、継ぎ手長さなどなど、特に問題なし。 きれいな配筋でした。
基礎立ち上がりの断熱材の防蟻処理についてと、蓄熱暖房の配管を傷つけないように注意してもらうように指示をして終わりました。
この後コンクリート打設前に、蓄熱暖房の配管作業があります。

同じ日に瑕疵担保保険JIOの検査も同日行われ、特に問題なし。


新型コロナウィルスで考えたこと10 ステイホームも悪くはない

通勤や現場監理でよく電車に乗っていると、案外無意識のうちに結構なを運動しているものです。車移動ばかりの人と比較してみると大きな差があります。ステイホームはどうしてもその無意識の運動がなくなり、体力が衰えがちです。意識して散歩等に出るようにしていますが、同じところだけの散歩では、飽きてきますので、ついあまり行くことのないところにも足を伸ばすようになります。

駅の向うの大き目の通りから、何気なく脇道に逸れ、足を伸ばしてみたら、いい散歩道を見つけることができました。

家族に聞いてみたら、位置はすぐに見当つくようでしたが、誰も通ったことない、とのことでした。近くの大きな通りの向こうの高校に通っていたのに、足を踏み入れたことがなかったそうです。大きな木々も古くからのものが多く、緑豊かで気持ちよいところの割には、思ったほど人も出てなく、距離にして歩いて十数分ですが、ところどころ木漏れ日が差し、薫風が優しい静かな散歩道です。

拙い画像散歩お楽しみください。

ホームステイも悪いことばかりではありませんでした。

木陰のベンチで少し休んでいきます。(藤原)


地球環境を考える一歩

STAY HOME週間のゴールデンウィークが明けても、まだまだ新型コロナウィルスの情報が駆け巡っています。今年の高速道路の様子がテレビで流れ、車の減少風景に驚き、そして少々心が躍りました。命を救うために医療現場も、経済活動も、変わらず逼迫している状況ではありますが、この動かない状況だから生まれるなにかもあるのではないかと。封鎖されたイタリアは、観光客の出すゴミがなくなり、水上交通量もほぼ皆無となったことでベネチアがきれいなエメラルドに澄んだ運河を取り戻しているそうです。

高速道路の映像を見て、気になっていたことを検索してみました。昨年と比較して、今年は温室効果ガスが16億トン減少する見込みのようです。これは約3億5000万台もの車が減ることに相当するとのことで、地球環境に大きな影響を与えそうではありますが、危険な気候変動を避けるためには10年間で毎年22億トンずつ減少させなければならないこと。まだまだ減少の手立てが必要だということを実感させられます。

住宅に関しても、地球環境問題に対応するべく、長期にわたって使用可能な質の高い住宅を形成する目的で制定されている手段に、長期優良住宅があります。『長期優良住宅』多くの方が耳にしたことはあるのではないでしょうか。

長期優良住宅は、①劣化対策、②耐震性、③維持管理対策、④省エネルギー対策の4項目が条件となり、それぞれ①劣化対策等級3以上、②耐震等級2以上、③維持管理対等級3以上、④断熱等性能等級4以上と、クリア条件が設定されています。合わせて集合住宅の場合は、可変性とバリアフリー性も条件となります。

これらの条件をクリアすることで、快適で長寿命な住まいを手にすることができるだけでなく、受けられる補助金や、税の優遇措置、住宅ローンの金利引き下げ等の対象となることがあります。是非着工前に確認しておきたい重要な項目となるのではないでしょうか。

通常建築する際に必須の確認申請とは別に、各条件項目に対してクリアしているかの検討と申請が必要となるため、別途申請費用や、条件項目をクリアするために仕様変更を要する場合は建築費用もアップしますが、取得しておくことによる大きなメリットは得られるでしょう。借入金額等各種条件や補助金実施時期にもよりますので、検討時のご不明点はお問合せください。

新型コロナウィルスに対する対策や情報の収集は引き続き重要ではありますが、現況が落ち着いたあと、どんな生活を送るべきなのかを考える時期なのかもしれません。新型コロナウィルス同様、地球環境問題も個人ひとりひとりの責任と行動が問われ、それが結果につながるのではないでしょうか。まずはできることから少しずつ。(岡坂)


新型コロナウィルスで考えたこと9 予測能力でこの事態は変っていた?

つつじが花盛りです。お陰様で、住まいの近くの季節感を満喫する日々です。

非常事態措置をいつどうなれば解除するのか、根拠となるデータを示せなかった政府の、指定感染症に指定したことや、クラスター対策に絞ったことなど初動のまずさや後手後手の対応が批判を浴びています。韓国や台湾を見れば事態は対処で変わることが見え、無理もありません。内閣が官僚の人事権を握る仕組みがこのような結果を招いたのではないかとも言われています。それもあるでしょうが、内閣も担当の官僚も一人一人は真剣に働いていて、こんな事態を招いたが、自分は間違ってない、悪くない、と誰もが思っているのではと推察されます。

 ここで政府の批判をするつもりはなく、このような事態は他人事ではなく、社会の各組織、自分らの建築の業界でも色々な現場で生じている現象ではないかと思ってのことです。これは仕事の意識や捉え方が変わって、仕事をするということは、優秀な人ほど決められたことを勝手に変えることなく、指示された作業を遂行することだと認識していています。昇進する人が優秀と言われる職場では、職制を気にして職能意識が薄れるようになります。例えば、昇進する人は、上司の意向に沿うように務め、自分の仕事の究極の目的は、自分ではなく上司が見定めるものと捉え、自分で考えることを避けるきらいがあります。上司も、部下を成長させるべく任せて仕事をさせているつもりでいます。うまくいっている通常の組織では、業務がマニアル化やルーティング化し、上司も部下も職制を気にして、仕事(職能)の対象である現場の状況に鈍感になっていきます。

そんな中、新たな事態で予定していないことが起こった場合、誰も自分の仕事として捉えようとせず、押し付け合い、対応できない仕組みとなりがちです。職能としての仕事の究極の目的を意識している者なら、領域を広く捉え、ちょっとした現場での違和感も敏感に感じ取り、その違和感が重大な問題を引き起こすかどうかの予測ができ、打つべき時には早急に手を打とうとします。でもそのような事態で打つべき手は、誰もわからず、わかっても自分の判断が許される領域からはみ出し、越権行為になりがちです。上司に報告しても、予測能力のない上司では、余計な問題を持ち込むな、となり、重大な事態になるまで放置されかねません。

解りやすい評価の高い事例は、有名な国連難民高等弁務官の緒方貞子さんのイラクのトルコ国境の難民キャンプ地での、立場を超えた支援判断です。このような判断は、予測能力が高く、経験ゆえに見えるところも多く、また業務の守備範囲を広く捉えられるから変わってくるもので、今回の国の対応まずさも、設計者にとっては他山の石とすべきものかと思います。

 今回の新型コロナウィルスが社会のあらゆるところに、新たな事態を生みだし、そこでの対応は、まさに予測能力が問われることになると思われます。

写真のような穏やかな凪がいつまでも続いて欲しいのですが。


八十八夜


夏も近づく八十八夜♫【茶摘み】
5月になりました。今日は八十八夜です。お茶ではありませんが、庭の小さな畑に小さな葉が出始めました。
立春から数えて八十八日目にあたる今日は、茶摘みだけでなくお米をつくるうえでも重要な時期のようです。例年ゴールデンウィークは一斉に田んぼに青々とした苗がきれいに並んだ光景が見受けられます。
夏の始まりを感じる時期です。

鯉のぼり 泳ぎて八十八夜 越す(平畑 静塔)
大人たちは学校に通えない子供たちの今年度の行方が大変気になるところですが、そんなことは関係なく子供達は日々成長しています。
昨年の背くらべの印から何センチ大きくなったかな。大黒柱ではありませんが、我が家は子供達の身長を家に残しています。今年はとうとう息子に背を抜かれてしまいました。本当に小さかった、やっと立てる頃の印を見るのも、懐かしいものです。まだまだお子さんが小さなご家庭にお勧めです。
しかし、そんな成長を祝う子供の日も、今年はSTAY HOMEです。

テレビ番組では、過去のドラマやバラエティ番組の再放送が多くなっています。
ドラマはストーリーがわかっていても、つい懐かしく見てしまうものもあります。
今は過去に生まれた宝に再度注目して、未来に生かすことができる時期です。

これまでの弊社の宝も、ぜひ少しだけでものぞいてみてもらえたら嬉しいです。
↓↓↓

設計事例

住まいは人々の命と健康をまもります。
家にいる今だからこそ、子供の成長と大切な我が家を考えるゴールデンウィークにしてみてはいかがでしょうか。(岡坂)


用心堅固

緊急事態宣言が発令されて2週間以上経過しても、まだまだ緊迫な状況が続いています。

そんななか、先日バケツをひっくり返したような雨が降り、夏の夕暮れのような雷が鳴りました。いくつになっても、光と音の間隔が狭まってくると「近い・・・」と思ってしまいます。
雨上がりの夕方、いつもは子供達が遊ぶ公園が湖になっていました。
逆さ富士を連想させるような、水に映り込む風景に感嘆をあげながら、同時に不安も過りました。

今。
もし去年のような洪水被害や大地震がきたら・・・
避難せざるを得ない状況になってしまったら・・・
考えただけでもぞっとします。大雨の最中、ほんの一瞬停電になっただけで危機感を覚えました。
しかし、ただ不安や心配をしているだけでなくできる範囲で準備しておくことが大切だと気付き・・・
まずはすっかり出番が少なくなった自家用車にガソリンを入れておきました。
少しだけ備蓄っぽく食料も購入しました。
用心に用心を重ねておいても無駄なことはありません。
特に今はなんとか自力で生き抜くことを考えておく必要があります。

建築業からも防災を考えられないか・・?
命をまもる建築で、万が一に備えることができるはず。
防災専用でなくても、別の場所を確保できたら?
さらに、それを自分で建てることができたら・・いかがでしょう?
ちょっと興味のある方は是非お問合せください。

『いつもの日常』『変わらない生活』がとても幸せなことだったんだということを再認識させられています。ほんの小さな光に可能性を抱きながら・・・(岡坂)