月: 2006年9月

地域での防犯機能

地域コミュニテイーの果たす防犯機能の本質は不審者を見出だし見張ることです。

コミュニテイーが成立しているところは不審者がすぐわかりますがそうでないところでは不審者かどうかが見定められないためやすやすと不審者の立ち入りを看過してしまいます。不審者であることがわかれば地域の人はお互い自分の所にも侵入されないようにと防衛本能を働かせ、協力して捕まえるなり追い払うなりしようとします。

 打倒警備会社プロジェクトの提唱する新しいコミュニテイーでは不審者の見定めをその家の当事者又は事前の相互監視約束していた親しい方(近隣、親戚、友人等)が行ないます。そしてその不審者を発見したら近隣に知らせ協力して警戒し追い払い、時には警察に通報し捕まえようとする、防犯を相互協力の核としたコミュニテイーをイメージしています。

 不審者の発見の方法については次回に。


浅草の現場にて

f:id:yuiarch:20060916153044j:imagef:id:yuiarch:20060916153115j:image

左側は外観、右側は4階からの浅草の町の眺めです。昨日、引渡すことが出来ました。担当者として工事中は自由に出入りでき、まるで現場は自分のもののような感覚でいるのですが、引渡した時から現場ではなくなり、建主さんの生活の場となります。そして、終わってほっとする反面、自分の手から離れる寂しさがあります。これからどんな生活の場となっていくのか楽しみでもあります。


つれづれに

f:id:yuiarch:20060914194710j:image:w150

何か書こうと思うのですが、何も浮かびません。何も浮かばないというのは決して何もしていないわけではなく、かなり色々やらねばいけないことや考えねばいけないことがあるのですが、対外的行動が極端に少ないからでしょうか、話題が浮かびません。仕事以外の関心ごとといえばオランダのロッベンがなかなか復帰してこないことくらいでしょうか。チェルシーはバルセロナに勝たないと決勝トーナメントに行けないわけでやっぱり早々にロッベン復帰しないときついんじゃないでしょうか。バルサ戦は10月18日です。その頃には今実施設計を進めている物件も上がっているでしょうか。色々心配になってきたのでこの辺で仕事に戻ります。(柳本)


涼しい・・・というより寒いです。

f:id:yuiarch:20060913203845j:image:W200

昨日から雨が続き、肌寒く感じますね。夜寝るのには助かるのですが、雨が続くと外構工事が進みません。

竣工間近の市川の家の残る工事は、殆ど外構工事のみという状況ですが、天気予報によると雨がさらに続くようで困りました。天気には勝てませんね。(加藤)


竣工写真撮影

f:id:yuiarch:20060912154847j:image:w150

急に肌寒くなりました。今週は雨が続くようで竣工写真の撮影スケジュールも暫く延期です。

写真は先週撮影した市川市真間川沿いの住宅です。長細い敷地の特性を生かす事と「緑に囲まれた生活をしたい」との建主さんのご希望にお応えして中庭を囲むプランにしました。個室を除けばどの部屋からも中庭の緑が望めます。中庭にはブログでも度々登場する「シマトネリコ」や「エゴノキ」を株立ちで植えました。写真の部屋は洗面脱衣室で水廻りという事もあって壁などを「白」でまとめましたが、床材や椅子のチーク材が木の温かさを感じさせ中庭の緑と調和させる働きをしています。竣工から1年少々経ってからの撮影でしたが、夕刻暗くなるまでご協力ありがとうございました。さて、HPでご紹介する際の「タイトル」は・・・。(中嶋)


魔法の手

f:id:yuiarch:20060908150237j:image

「棚一枚追加ね!」と言えば、竣工時そこには当り前の様に望み通りの棚が付いています。図面上でもマウスでカチカチとすれば思い通り棚の完成です。しかし、現場の大工さんは違います。上の写真は何でしょう?実は棚板を支えるダボと言う金物です。可動棚の場合ダボを4箇所付けて棚板を受けますが、ガタガタしない様に4箇所のダボは狂い無く同じレベルに付いていなくてはなりません。更に可動という事は最低上下1段程度は調整したいですから(計3段)合計12箇所ダボを寸分の狂い無く付けているのです。しかも棚板もダボを付ける側の板も「木」ですから伸びたり縮んだり呼吸しているのです。そんなデリケートな作業にエアコンの無い埃だらけの現場で毎日取り組んでいるのですね。棚一枚付けるのにこんなに大変!?という事は家一軒って・・・そう、大工さんの手は魔法の手なのです。(石井)


色提案準備

f:id:yuiarch:20060907224015j:image:w200

「色提案」という打合せについてご説明します。色提案では、外壁・内壁や床材はもちろんのこと、照明・設備器具、屋根や樋、建具につくハンドル類に至るまで、家を構成している目に見えるほとんど全ての素材や色について、お施主様に確認して頂きます。写真には一部しか写していませんが、打合せ当日、机の上は分厚いファイルと多くのサンプルの山ができます。(青島)


昼も夜も

f:id:yuiarch:20060906203455j:image:h200

食料などを買いに出かけようと事務所のあるマンションを出ると、右へ行っても左へ行ってもそこにはam.pm.があります。そして、世田谷区にある自宅へ帰ると、歩いて1分のところにまたam.pm.があります。こんな話を広告代理店に勤める友人に話してみるとam.pm.は23区内に集中的に店舗展開しているということがわかりました。それを知ってからは他の違うお店を選ぶなどして、商業戦略の包囲網に微々たる抵抗をしているのであります。(大庭)


浅草の現場

f:id:yuiarch:20060905134016j:image

RC4階建の現場の足場がはずれました。

外部は打ち放し仕上げです。

これは下から見上げた写真です。

まもなく?完成します。(萩原)


上棟(取手の家)

f:id:yuiarch:20060904171333j:image:w150

少し(かなり?)前ですが、取手の家が上棟しました。

現場は広々としており、緑と青い空の下にシンプルな架構が出来上がっている様は清々しく、心なしかクレーンまで伸び伸びとしているように見えました。

余談ですがこのクレーン、フランス製でワイヤレス操作が出来る上100Vの電源で動きます。

100Vでこれだけの物が動くのに洗濯機が200Vを必要とする事にやや疑問を感じます。(柳本)