月: 2007年6月

釣堀にて

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先日久しぶりに釣堀に行きました。まったく記憶が無いので恐らく中学時代くらいから以降行っていません。もう20年以上です。一人成人出来てしまうくらいのブランクですが、どう言う訳か1時間程度で数匹釣れました。しかも”ぬし”クラスの大物も・・・。釣堀も魚の方もビギナーズ扱いと言う事でしょうか。自分からは殆んど出掛ける事が無く無理に連れ出してもらったのですが、たまにはこういう息抜きもいいなぁと感じました。ハル(犬)にとっても良い経験になったようです。(石井)


心地良さ

写真は大好きな植物のお店です。写真を撮るのがはばかられお見せできないのが残念ですが、店内には数え切れない植物の鉢が、オーナーの愛情を受けてひとつひとつその種類や育ち具合に応じて適切な場所を吟味され置かれています。トップライトからの光が気持ちのいいソファもあって、つい長居してしまいます。

住宅でも店舗でも、気持ちがいいと感じる空間は、光や風など建築的な要素が決定的なのはもちろんですが、それだけでは足りなくて、住まい手がどういう気持ちで日々その場所に住んでいるかということも大きい気がします。窓辺に飾られた植物、大切に使いこまれた家具、行き届いた掃除など、生活への慈しみのようなものが心地よさの重要なポイントだなあと、いつもこの店に行って思うのです。(青島)


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先週末蛍を観る機会がありました。蛍は何度か観たことはあったのですが、そのときはなぜかその光るようすに漠然と日本的なものを感じてしまいました。息づかいそのままのようなゆっくりとした周期の光かたと、周辺の蛍も揃えたように同周期で光るようすに対してそのように感じてしまったのか。友人と話しながら、例えばアメリカに蛍はいるのだろうか、いたとしてもずっと光っててコオロギみたいに鳴いたりもしそうだな、などと笑いながら、自分が感じる「日本的なもの」が少し気になりました。(大庭)


緑の力

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6月9日に建て主様のご厚意で内覧会を行うことが出来ました。建て主様の方で依頼されていた造園工事がちょうど当日の昼に完成しました。引渡し当初は隣地の境界のみの植栽でしたので土地に建物が力強く建ち上がっているといった雰囲気でしたが、やはり植栽が入ると街並みになじんで仲間入りしたという感じです。それでも特徴的な家なので目立っていますが。内部からの景観も植栽が入ることでデッキと庭とのつながりに生気を感じるようになりました。今回は建て主様も造園屋さんも力が入っていたこともあり、シンボルツリーには高さ4m程もある株立ちのコブシが入っています。クレーンで吊って植えたらしく造園屋さんもかなり苦労したと嬉しそうに言っていました。自分の造った庭を見つめながら満足げに一服していた親方が印象的でした。(萩原)


へんないきもの

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もう出てから随分経っているのですが早川いくを氏の「またまたへんないきもの」を買いました。ご存知の方も多いかと思いますが「へんないきもの」の続編であります。そもそも「へんないきもの」とは何かと申しますとへんないきものを独特の言い回しで解説する生物学サブカル本とでもいうのでしょうか。紹介される生物はなにかしら摩訶不思議な部分を持っていて生きるということの本質を垣間見させてくれます。紹介文の語り口はかなりふざけた部分が多く、好みの分かれるところでしょうが、そんな生き物たちの一部が絶滅種となっていく事を暗示し地球規模での危機感を提示していたりもします。想像を絶するようなところで生きているあまり知られていない生物が一口で言うところの環境破壊により絶滅したとして、殆どの人は例えばメダカの絶滅に比べ関心を持たないでしょう。しかしながら実際はメダカ以上にその生物の絶滅の方が循環上やばかったりすることもあるわけで、決して名も聞いたことのない生物だからといって絶滅しても無関心ではいけませんよといったことも書いてあります。言われてみればあたりまえですが案外気付かない点でした。何でも現在は白亜紀以来の大量絶滅期になっているようで、ひょっとすると人間なんてあっけなくいなくなるのかもしれません。ここ数年の気候のみ見ても、なにやらのっぴきならない事態になってしまっていることに気付かないふりをするには限界が来てるようです。何事もほどほどにしておけばこんなことにはならなかったのかもしれませんが、今更ほどほどを始めても元に戻るとも思えず、少しずつでもツケを払い始める時期なのでしょうか。

とりあえず皆さんも自転車通勤とか始めてみてはいかがでしょうか。(柳本)


もうすぐ雨の季節

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今日は、時折黒い雲が移動していく空でしたが、夕方までなんとか保ちました。

夜は時折、ざーっと音をたてながら雨が降ってきました。

そろそろやってくる梅雨の季節の先触れの雨音かもしれないですね。

建築現場では、雨の日が多いと工事が遅れることがありあまり歓迎したくないのですが、建築で使う木もこの雨で育つわけですから、これからやってくる雨の季節を歓迎しましょうか。(加藤)


さくら散策

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このところ気温が上りすっかり夏の気配に包まれ、桜の花に酔いしれていたのが遥か昔のことにも思われる今日この頃です・・・。

春先に桜(さくら)を見に佐倉(さくら)に行きました。以前佐倉に住まれていた建主さんから「自然がいっぱいで良い所ですよ?♪」と伺っていたので期待に胸を膨らませて向かいました。桜は満開の時期を過ぎていましたが、散り際の桜吹雪の中での城下町散策はなかなかの情緒。武家屋敷は武士の階級毎に家屋の様式にも制限や決まりがあったと言われ、3棟並んで保存・復元された武家屋敷は比較するのに興味深いところでした。屋敷の裏庭につくられた小さな野菜畑はほのぼのとした古の空気が漂い、「むかし話」の世界にタイムスリップしたような気持ちになりました。実際には自活用というよりも野菜を年貢として収めていたそうで、「ロハス」なんて現代のゆとりは全く無かったのかもしれませんが・・・。町を歩き、ひんやりとした肥沃な土の匂いや繊細な野鳥の囀りを聞きながら、本当の豊かさとは何なのか、少しだけ考えさせられました。初めて訪れた佐倉の町は桜の花びらが舞う中、ミツバツツジが満開でした。(中嶋)


ブログにコメント書き込めない?

先日コメントを書いて投稿出来なかったという方がいらっしゃったようなので、改めて投稿のポイントのみこの場で説明しようと思います。

ブログページの下の“コメント”という文字をクリックしますとコメントの書き込み欄が現れ、そこの“名前”と書き込まれた箱スペースに書き込む方の名前をかぶせるように入力し、その下の囲い込み欄にコメントを書き、その下にある“画像内の文字列を入力して下さい”という囲い込み欄の文字にかぶせるように左の欄の踊っているような画像の数字やローマ字を読んだまま入力下さい。その後に“投稿”ボタンをクリックしますと送ることが出来ます。

どうも画像の文字を入力するということがポイントで、意味あることには思えず気がつかない方は記入する気にならず投稿しようとして出来ないようです。このことはサイトの問い合わせにも説明がありません。この行為は個人的推察ですが多くのブログにいっせいに自動で同じ書き込みしようとする行為を防ぐ仕掛けではないかと思います。

このようなことは知っている方には簡単なことですが知らなかった方には全く気がつかないことがあるものです。私たち設計者も同じような不親切をしていることがあるかもしれません。その時は遠慮なくお問い合わせ下さい。私も知ってなくって時々苦労するタイプなものですから。(藤原)


もじもじ

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また遺跡ネタです。これは何でしょう?石に横顔が彫りこんでありますが・・・。実は非常に複雑で難解と言われているマヤの文字です。文字というより絵文字ですね、いま流行の・・・。ただこの文字じつは漢字に似ていて、顔は顔辺?おでこの飾り?手の冠?など漢字と同じ様に辺・冠などそれぞれ意味を持つ部首が集まって一つの文字を表しているそうです。最近かなり解読が進んでいて謎の解明が進んでいるそうです。アメリカ大陸の先住民はもともと同じモンゴロイドで蒙古判もあるようですし、石の文化は東南アジアと共通する部分もあるように見受けれれるので、日本人や他のアジア人が意外と大きな発見や解明をしていくかもしれません。期待大です。ただ残念なのはヨーロッパから侵入してきた人々に搾取され、金目のものを除く文化の部分(書物とか)をことごとく破壊されてしまった事です。もう少し残っていれば・・・。過去はどうにもなりませんが、未来どうにかしない様に今現在を気を付けていかなければなりません。まずは身の回りの小さな事から心掛けたいですね。

マヤ文字についてもう少し・・・。エルサルバドル出身のFrida Lariosさんがマヤ文字をベースにしたデザインで国際シンボルマーク賞を受賞したそうです。(マヤファンとしては)なんとなく、なんとも喜ばしい事です。(石井)


ペットも色々

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最近はペットを飼っている建主さんが多くご要望も様々です。種類はまだ犬・猫・鳥・魚くらいですが、数種類、数匹飼われていることもよくあります。同じ犬猫でも性格は多種多様で打ち合わせ中は結構話が盛り上がり、一家の主である「お父さん」より話題になるのはよくあることです。あるお宅のワンちゃんは、他人には警戒して吠える立派な番犬である一方、首輪をするとすぐにお利口さんになって、とても感心させられました。防犯の一端を担ってくれるであろう心強い存在です。それに引き換え、私の家では、飼っている猫の出入りのせいで度々鍵の掛け忘れがあり、防犯どころか非常に開放的になっています。唯一の特技は、どんなに無理そうでも必ず目の前に出された箱に入ることができることですが、あまり役にはたちません。(青島)